最終更新日 2020-05-27 by TOM
あー新型コロナウイルスが流行ってから、もうどこにもマスクが全然置いてない!!
ないならもう作るしかない!!
4月からの学校で手作りマスクを持参しなければならない子も多いはず!
そんな方に、手作りマスクを簡単にハンドメイドする方法を図解付きでご紹介します。
型紙も家族全員分作れる3サイズ展開で無料ダウンロードOK♪
是非作ってみてくださいね!
Contents
立体マスクの作り方
今回は上の画像のようなマスクを作っていくのですが、1つだけ最初に注意点を。
手作りマスクは繰り返し何度も洗濯して清潔に使用することができるのがいいところなのですが、市販の高機能マスクのように、ウイルス除去、花粉の除去99%とは言い切れません。
市販のマスクのように、科学的にフィルター効果を検証していないため、絶対にウイルスを通さないなどとは言えないので、もしウイルスからの飛沫感染を完璧に防ぎたい方は、マスクフィルター等を組み合わせて使うことをオススメします。
では、マスクの作り方を説明していきます。
型紙のダウンロード
下記のボタンから、型紙をダウンロードしてください。
キッズサイズ(幼児〜小学校低学年)・大人用小さめサイズ(小学校高学年〜大人)・大人用普通サイズの全3サイズの型紙がプリントアウトできます。
顔の大きさに合わせてお選びください。
※2020年5月25日、日本小児科医会から「2歳未満の子どもにはマスクは必要ない。むしろ危険である。」とする声明が発表されました。
この記事の公開時は家族全員分の型紙があった方がいいかと思い、0~2歳児用のベビーマスクの型紙も載せておりましたが、上記の声明を受け、型紙の記載を外しました。
2歳未満のお子様にはマスクを着用しないことをオススメいたします。よろしくお願いいたします。
材料
・布:30cm×30cm程度
(表と裏を別布で作るなら、30cm×15cm程度を表裏各1枚ずつ)
マスクにオススメの布の選び方はこちら
・縫い糸
立体マスクの作り方
①型紙に合わせて布をカットする
型紙を当てて、布をカットします。その時、表布を左右対称に2枚、裏布左右対称に2枚の計4枚切ります。
このように計4枚切れたらOK!!
②マスクの中央部分を縫う
上の画像の青線部分を重ねて(※布の表と表を合わせて)縫います。
裏布も同じように重ねて縫います。
開くとこんな感じ。マスクの形になってきました♪
③表布と裏布を重ねてまち針で留める
上の図のように、ぬいしろが見えるように重ねてください。
ぬいしろは開いて留めてください。
④重ねた布を縫い線で縫い合わせる
↑↑ 縫い終わったものがこちら。
⑤ひっくり返す
縫い線が切れているところ(上図のココのところ)からひっくり返します。
↑↑ひっくり返すとこんな感じです。
ちなみにココのところは縫い合わせず開いた状態で大丈夫です。この後の工程で上から縫ってしまうので、ご安心ください!
⑥ゴムを通す部分を作る
マスクの裏布を上にして置き、端を1.5cmくらい(通すゴムの太さに合わせて調節。)折って、まち針で留めます。
下の画像の点線部分を縫います。
縫い終わったものがこちら!あとはゴムを通すだけ!もう少し!!
⑦ゴムを通す
ゴムの長さの目安は、大人で32cmくらい、子供で26cmくらいですが、あくまで目安なので、サイズは調節してくださいね。
こんな感じで2本通します。私はゴムはちょっと長めに切ってます。
⑧ゴムの長さを調整する
長さを決めたら結び、
結び目を回して布の中に隠したら完成♪
手作りマスク、実際に着用してみると。。
つけた感じはこんな感じです。ちゃんと立体的にフィットしてますね。
大人用も作り方は同じです。
ちなみに大人用の出来上がりはこんな感じ↓↓
保育園の送り迎えで、自転車通園の時にこのマスク、大活躍してます♪
冬の北風が顔に当たってもマスクのおかげで温かい♡
マスクにオススメの布
マスクに最適な生地選び。今回は2種類の布をご紹介します。
マスク布に適した布の種類
ダブルガーゼ
マスクに適した生地の代表格といえば、ガーゼ生地。柔らかく通気性・吸水性がよく、洗濯で乾きやすいのがいいところ。
肌に優しいので赤ちゃんの衣服や小物によく使われます。
肌触りがいい反面、引っ張りに弱い、引っかかりやすい、破れやすい、洗濯で縮みやすいなどの特徴も。
ガーゼ生地のみで作る時はあらかじめ生地を水通し(水につけて干して、アイロンかける作業)してから作るのがオススメ!
最近では、100均などでも30cm角くらいのダブルガーゼ生地が手に入ります。
生地屋さんで生地を選ぶのは億劫という人にはオススメ。
そして、私の行きつけの生地屋さんのネットショップ「TOMATO」もご紹介↓↓
ダブルガーゼってこんなにいろんな柄があるのです。子どもが好きそうな可愛い柄物やまるでデニム?と錯覚する柄も。
どうぞお子さんが好きな柄を選んであげてくださいね。
綿ニットスムース
ガーゼの他に私が個人的にオススメしたいのが、綿ニットスムース。
伸縮性に優れたニット生地でもっちりと柔らかい肌触り。
肌をスリスリしたくなる気持ちいいなめらかな生地なので、赤ちゃんのロンパースや子供服などによく使われます。
Tシャツ・カットソーの生地なので、サイズアウトしたベビー服を再利用して作るのもオススメ!!
伸縮性の良い生地は、勢いよくミシンを走らせると、下糸が絡まったりしがち。ガーゼ生地のみで作った方が簡単なのでご了承の上、お選びください。
スムース生地はガーゼと比べると目が細かく、通気性には劣りますが、気持ち良さと保温性に優れていて、洗濯で縮みにくい!
筆者個人的にはガーゼより肌触りが好きです♡
そして、柄のバリエーションも豊富。
日暮里「TOMATO」ネットショップ スムースニット生地一覧
綿100%のものを選んでくださいね。
マスクに必要な生地の大きさ
マスクに必要な生地の大きさは、大人用普通サイズでも30×30cm角でぴったりくらいです。余裕を持って40×40cmくらいで買っておいてもいいかもしれません。
(特にダブルガーゼは縮むので、少し大きめに買っておくのがオススメ!)
今回のマスクは、表は綿ニットスムース、裏の部分はガーゼ生地で作りました。
(もちろん、裏も表もガーゼ生地だけ、綿スムースニットだけで作っても大丈夫です。好みの問題なので。)
その他の材料
マスク用のソフトゴム
マスク用のソフトゴムですが、細いタイプと幅広タイプなど、手芸店にはいろんな種類があります。そして、セリアやダイソーなどでも通常は売っています。
しかし、マスクが品切れ状態の今、筆者も近くのセリアに行ってみたのですが、なんとゴムも品切れ状態。昨今、需要が高まっているようです。
ということで、何かマスクゴムの代わりにできそうなものはないか?と探していたところ、いいものを見つけました。
ニッティングヤーン
ちょっと前から編み物業界で大人気の「スパゲッティニット」ってやつですね。Tシャツやカットソーの端材を糸状にした紐で毛糸のように玉で売ってます。
伸縮性もあるし、肌当たりも優しいし、百均で買えるし、売り切れてないし、色かわいいし、マスクゴムの代わりに最適かな。と思い、今回はこちらを使うことに。
家族の好みに合わせた布で作ってみてね♪
選ぶ布によって、可愛く、格好良く、シンプルにと印象を変えられるので、家族の好みに合わせて選んでくださいね♪
そして、もし布を買いに行くのも億劫!外に出るの怖い!って人は、サイズアウトのベビー服・子供服をマスクにリメイクすればOK!
何回も洗濯してる布の方が売ってる新品の布より肌馴染みもいいし、縮みにくいのですよ♪
あとマスクゴムだって、ヘアゴムでもパンツ用平ゴムでもなんでも代用できます。この非常事態、臨機応変にハンドメイドしてみてくださいね!
ではでは、肌触りが気持ちよくて、洗濯で何回も使える手作りマスク。
是非是非作ってみてください♡