最終更新日 2020-04-30 by ruhako
布マスク2枚では足りない!間に合わない!
そんなときの代用アイテムとして使えるのがハンカチマスク。
作り方は「折るだけ」、とても簡単そう。果たしてその使い心地はどうなのでしょうか?
小学生や子供でも扱いやすいものなのでしょうか?
そして洗濯などのお手入れ方法は?
子供が使用するケースを想定し、実際にハンカチマスクを着用してもらいました。体験したことでわかったメリット・デメリットもレポートします。
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Contents
ハンカチマスクの作り方と材料
まずはハンカチマスクの作り方を理解しておきましょう。小学生でもわかりやすい動画を貼っておきます。
材料はハンカチとヘアゴム2本だけ。
- ハンカチを3回ほど折りたたみます(半分に折り、それをもう一度半分に折り、さらにもう一度折る)。
- 両端にゴムを通します(ゴムの位置は動画で確認を)。
- 両端をパタンと内側に折りたたむ。その際、端は重なりあうよう間に入れ込む。
小学1年生くらいでも、親が隣について教えてあげれば問題ありません。自分で作れます。ただマスクを顔にあてて布をずらすところだけは、子供には難しいようなので、そこだけ親が手伝ってあげるといいかもしれません。
ヘアゴムは肌着やストッキングを切って代用することも可能です。
【肌着で代用する場合】
【ストッキングで代用する場合】
ハンカチマスク作り方のポイント
実際にハンカチマスクを作ってみて気づいたことをご紹介します。
ハンカチの1辺は40cm以上が望ましく、厚地はズレやすい

左下に置いてあるのはポケットティッシュです。
1辺が異なるサイズ(約25cm・30cm・40cm・50cm)のハンカチで試してみました。
<サイズ詳細> 25cm:小さめ。ハンカチタオルなどに多いサイズ。 30cm:子供用サイズのハンカチ。小さめ。 40cm:一般的なサイズ。大人が使うハンカチサイズ。 50cm:お弁当箱を包めるサイズ感。 ※50cmだけハリのある厚手の生地。それ以外はすべて普通のハンカチの厚み。 |
結果、
- 大人は50cm〜がベスト
- 子供(低学年)であれば40cmも使用可能(中高学年は50cm〜が望ましい)
と感じました。

40cm使用(7歳)。口元がしっかり覆われています。

50cm使用(7歳)。顔半分を包み込みます。
顔が小さい低学年の子供であれば40cmサイズのハンカチでも、問題なさそうです。給食マスクのサイズより大きくて安心感あります。
50cmサイズだと顔の下半分がすっぽり隠れます。もみあげ近くまで覆うことが可能。ただ、厚手の生地だと厚みと重さが出てしまい、下にずれやすくなります。鼻が露出したり、マスクを何度も触ることになるので、一般的なハンカチ生地を使うようにしたほうが良さそうです。
ややゴワゴワしてる印象でしたが、肌触り等は気にならないとのことです。
大人の場合、ズレたりすることはなく問題なく使用できます。つけ心地も悪くないです。
ちなみにマスクの紐は、子供用の肌着で代用。
既出の動画通り、裾を切って両端を持って引っ張っただけです。
マスク紐として全く問題ありませんでした。

エアリズムの肌着をカット。普通の肌着より伸縮性高め
マスク用ストラップも販売されはじめるとのこと。こういったものを利用するのもいいですね。
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40cm未満のハンカチはマスクにはならない?
1辺の長さが短ければ短いほど、マスクの横幅・縦幅ともに短くなります。
30cm前後のハンカチとなると、口元を覆う面積が小さくなり、隙間が出来やすくなりました。耳にかけるためのゴム紐も長さが必要に。
マスクとしての使用は少し厳しい感じ。子供に使わせるものとして不安もあり、個人的におすすめしません。
でも、そうはいっても自宅にミニサイズのハンカチやタオルハンカチしかないという方もいるかもしれません。その場合は、いっそマスクを縫ってしまうことをおすすめします。
難しく思えるかもしれませんが、手縫いでできる簡単な方法もあります。
一度動画等で作り方をチェック、比較してみることをおすすめします。
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ハンカチマスクのお手入れ方法
ハンカチも布ですから、布マスクの洗い方に準ずるものと思います。
衣料用洗剤と塩素系漂白剤が必要になります。
- 水に衣料用洗剤を投入した液にマスクを浸し、その後押し洗い。
- 水ですすぐ。
- 汚れが気になる人は水に塩素系漂白剤を加え、しばらく浸す。
- たっぷりの水で数回すすぎ、タオルに挟んでたたいて水気をとる。
- 日陰で干す
耳にかける紐も忘れずに洗う、もしくは毎回きれいなものを使うようにしましょう。
ハンカチマスクを使った感想
普通の布マスクと変わらず、立派にマスクとして使うことができました。形が崩れてくることもなく、口元が露出することもなく、つけ心地も悪くありません。
子供の場合、気がつくと鼻が見えていこともありましたが、これはハンカチマスクに限らず普通のマスクでもよくあること。特にハンカチマスクだからというわけではありません。
デメリットを挙げるなら1点。
食事の時にマスクを外します。そのとき若干、形が崩れます。食後に替えのマスクを着用すれば問題ないですが、再着用する場合、形を整えるためにマスクの内側や外側をベタベタ触る可能性が高くなります。子供の場合、特にです。
毎回清潔に使えるように、予備を準備しておく必要性を感じました。
小学校などでの使用を考えている場合、給食を挟むケースでは十分注意しましょう。
あとはお気に入りの色柄物のハンカチを使った場合、塩素系漂白剤の使用で色が抜けてしまうことがあるので、その点も注意です。
いざという時にハンカチマスクが役に立ちますように
ハンカチもマスクになります。いざというときにはぜひご活用ください。
大変なときですが、頑張っていきましょう。