赤ちゃんが寝ない…!理由や寝かしつけのコツ、スヤスヤ眠る抱っこの方法

赤ちゃんが寝ない…!理由や寝かしつけのコツ、スヤスヤ眠る抱っこの方法

赤ちゃんが寝ないから私も毎晩眠れない、ぐっすり眠ってほしいときに限って赤ちゃんが寝てくれなくて困っている、というママやパパは少なくないのではないでしょうか。

「気が付いたらこんな時間!明日も早いのに…」なんてあせってしまうことも多いはず。一生懸命寝かしつけをしているのになかなか寝てくれないとイライラしてしまいますよね。

ここでは、赤ちゃんの睡眠の特徴や、赤ちゃんがなかなか寝ない理由、赤ちゃんがスヤスヤ眠る抱っこの方法など、寝かしつけのコツを紹介するので参考にしてくださいね。

Contents

赤ちゃんの1日の睡眠時間は?睡眠の特徴を月齢別で紹介

赤ちゃんの睡眠時間は月齢別に異なります。赤ちゃんの月齢別に平均的な睡眠時間や睡眠の特徴について解説します。

0ヶ月~1ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間と睡眠の特徴

赤ちゃんがお腹の中にいるときは太陽の光や夜の暗さを感じることがありません。

そのためママのお腹から出てきたばかりの新生児は、まだ昼夜の感覚がなく体内時計も機能していないため睡眠の間隔はバラバラです。

数時間寝たら起きてミルクを飲んでまた寝るという繰り返しで、合計すると1日に15~20時間も寝ています。

とはいえ、浅い眠りのレム睡眠が続いている状態なので、ちょっとした物音や刺激でも起きてしまいます。

1ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間と睡眠の特徴

赤ちゃんは1ヶ月検診を終えるころになると少しずつ昼夜の区別がつくようになり、起きている時間も長くなってくるのが特徴です。

1日の睡眠時間は約15時間で、新生児のころよりもまとまった時間寝ていられるようになります。

4ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間と睡眠の特徴

4ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は約13時間で、体内時計が発達してくる時期なので日中起きている時間が長くなります。

なかには、夜中に目を覚まさなくなる赤ちゃんもいるようです。

まとめて寝るようになってくるため、ママが昼は起きて夜は寝るという生活リズムをつくってあげるよう、意識し始めましょう。

1歳児~3歳児睡眠時間と睡眠の特徴

赤ちゃんとよばれる時期をすぎて1歳を超え、乳幼児期になるとお昼寝を1回する程度で、日中は起きて過ごすようになるのが特徴です。

睡眠時間は11時間くらいになり、生活リズムも身に付いているころです。一晩中寝られるようになるとママやパパも少し楽になりますよね。

赤ちゃんが寝ないのはなぜ?赤ちゃんが寝ないよくある理由

赤ちゃんが寝ない理由はさまざまです。

鼻が詰まって眠れないなど体調が悪くて寝付けないこともありますが、体調は良いのに毎日なかなか寝ないという場合は眠りにつく環境が整っていない可能性があります。

続いては、赤ちゃんが寝ない理由をご紹介しますのでチェックしてくださいね。

ママの抱っこの仕方が間違っている

ママやパパに抱っこをされると赤ちゃんは安心できるものです。

しかし、手や足がねじれている、首が曲がって息苦しいなど赤ちゃんの体勢が安定していないと寝付けなくなってしまいます。

大人でも布団や枕に違和感があるとなかなか眠れませんよね。

ママがイライラしている

赤ちゃんが寝なくてママがあせっているときやイライラしているときは、不思議といつも以上に寝てくれないという経験はないでしょうか。

疲れていたり次の日が気になったりすると気持ちに余裕がなくなりますが、ママのあせりやイライラは赤ちゃんに伝わってしまいます。

室内環境が落ち着かない

1日中テレビが付いているなど昼も夜も同じ環境であったり、明かりを付けたまま寝かしつけていたりすると赤ちゃんは昼夜の区別がつかなくなり寝つきが悪くなります。

特に、3ヶ月~4ヶ月くらいの赤ちゃんは「強制注視」といって一度気になったものから目が離せなくなる傾向があるといわれています。

そのため、天井の明かりがついていて見つめてしまい眠れなくなるということがあるのです。

生活リズムが乱れている

赤ちゃんの体内時計が発達してくる時期を過ぎても寝る時間や起こす時間がバラバラだと、生活リズムが身に付かず寝ないことがあります。

パパが不規則な仕事でママや赤ちゃんもその時間に合わせて生活しているなど、リズムが身に付いていないと赤ちゃんが寝たいと思っているのに中々眠れない、という状況になります。

寝る直前にドタバタしている

赤ちゃんを寝かしつける前に、ママやパパが慌ただしく動いていると赤ちゃんも落ち着かず眠りにくくなってしまいます。

また、赤ちゃんは物音に敏感であるためパパが帰ってきて家のドアを開ける音や冷蔵庫を閉める音などが気になって眠れなくなってしまうことがあります。

ママ友などが昼に遊びに来ていた

昼間にママ友など誰かが遊びに来たとき、赤ちゃんが興奮してしまい夜になっても眠れないということもあります。

好奇心旺盛な赤ちゃんはちょっとした変化も敏感に感じ取るので、来客時のにぎわいが強い刺激となり興奮してしまうことがあるのです。

暑い、ジメジメするなど生理的要因

赤ちゃんも大人と同じく部屋の中の温度や湿度が快適でない場合なかなか寝付けません。

室内が暑くて体に熱がこもっている、湿気が多くて不快など生理的要因も考えられます。

布団においたとたんギャーー!!赤ちゃんが寝たのにすぐ起きてしまうのはなぜ?

抱っこでせっかく寝たと思ったのに布団に置いたら起きてしまうということもありますよね。

まとまった時間寝られない時期はちょっとした刺激でも起きてしまうものですが、もしかするとお腹が空いているのかもしれません。

例えば、新生児の場合は1日30~40g、1週間だと200g前後で体重が増えていくのが目安です。

母乳不足でほとんど体重が増えていないなどの場合は、寝かしつけのときにミルクをあげてみましょう。

ただし、体重の増え過ぎには気を付けなければいけません。ミルクの量を増やすときは定期的に体重測定を行って様子をみてください。

赤ちゃんがスヤスヤ寝る環境づくりの基本

赤ちゃんが心地よく眠るにはいつも同じ部屋で眠ることやママがそばにいることなど、安心感を与えてあげることが大切です。

ここからは、赤ちゃんがスヤスヤ眠ることができるような環境づくりのポイントをお伝えします。

1.ルーティンを決めて生活リズムを整える

赤ちゃんが心地よい眠りにつくために、まずは体内時計を配慮して生活リズムを整える必要があります。

起床・就寝時間を一定にするのはもちろん、遊ぶ時間や授乳、入浴の時間もなるべく同じ時間になるようにしてみてください。

また、朝日に当たると、睡眠に関わるメラトニンというホルモンが分泌されるので、朝になったらカーテンを開けるなどして日の光を感じさせるのもおすすめです。

2.お風呂は寝かしつける2時間前にはすませる

お風呂に入ると気持ちが良くてそのまま寝てしまう赤ちゃんもいますが、お風呂から寝るまではある程度時間を空けるのが理想的です。

なぜなら、寝るまで時間を空けることで、ゆったりとした睡眠に入るための準備の時間を作れるからです。入浴はぬるめの温度でリラックスさせてあげましょう。

3.寝る前は何もしないでゆっくり過ごす時間をつくる

赤ちゃんのお世話をしていると基本的に自分の時間は自由に作れません。そのため、少しでも時間が空いたら家事や次の日の準備をしたくなるものですよね。

しかし、寝かしつけも大切な仕事のひとつなので、家事などは一休みして赤ちゃんとスキンシップをとってゆっくり過ごす時間にしてみてください。

赤ちゃんを寝かしつける前の時間は何もしないと割り切ってゆったりと過ごせば、赤ちゃんもママも気持ちがリラックスするはずです。

4.寝る部屋は暗くして、静かにする

赤ちゃんを寝かしつける部屋は暗くしておき、寝る時間が近づいてきたらテレビを消して寝る部屋に移動するなど寝る準備をします。

逆に、日中は明るい部屋で過ごすなど、昼夜のメリハリをつけておくことも大切です。

5.ゆったりとした音楽をかけるのもおすすめ

赤ちゃんとママ、いずれも気持ちをリラックスさせるために、ゆったりとした音楽をかけるという方法もあります。

ディズニーやジブリ・クラシックなど、聞き慣れていて安心感のある音楽を小さな音でかけて一緒にリラックスしましょう。

オルゴールで音楽を聞かせるのも良いかもしれません。赤ちゃんがぐっすりと眠ることができる、オルゴールの音楽が流れるスマートフォンのアプリもおすすめです。

ただし、スマートフォンの画面の光は赤ちゃんの脳に刺激を与える可能性があるので赤ちゃんのそばにおかないように注意しましょう。

6.室温・湿度を調整する

赤ちゃんを寝かしつけるときは、室温は23℃前後を目安に保ち、加湿器やエアコンの除湿機能などで湿度も調節します。

赤ちゃんのお腹や背中を触ってみて冷たくなっていたり汗をかいていたりしないかチェックすることも必要です。

特に、大人は寒そうと感じる温度でも、赤ちゃんは快適と感じていることもあります。体を直接触ってみて汗をかいていたら1枚脱がせるなど調節してあげてください。

7.寝る前の入眠儀式をつくる

赤ちゃんに歌を歌ってあげる、ベビーマッサージをしてあげるなど、寝る前の入眠儀式をつくるのもおすすめです。

毎日寝る前に同じことをすることで赤ちゃんはリラックスできますし、これをしたから寝る時間という心の準備ができます。

なお、2歳くらいになったら絵本を読んであげるのを入眠儀式にしても良いでしょう。

8.寝ている間におむつ替えを頻繁に行わない

赤ちゃんのおむつが濡れていたら快適に眠れないのではないかと心配で、ついつい寝ている間におむつチェックをしてしまいがちです。

しかし、いくらそっと触れようとしても赤ちゃんは敏感なのですぐに起きてしまいます。

せっかく眠りについた赤ちゃんを起こしてしまうのはかわいそうなので、自分で不快に感じて起きるなどしてないのであれば無理に替える必要はありません。

赤ちゃんの睡眠時のおむつは12時間用や夜用のおむつを使えば安心です。

ちなみに、喉がかわいたりおむつがぬれたりして赤ちゃんが起きてしまった場合は、部屋の明かりをつけたり大きな物音を立てたりせずに授乳やおむつ替えをしてあげてください。

目が覚めたからといって明かりを付けると、光や音が刺激になって赤ちゃんが覚醒してしまう可能性があるので注意が必要です。

ベッドサイドランプや間接照明などで薄暗い状態にして、静かに対応してあげましょう。

赤ちゃんがスヤスヤ寝ちゃう!赤ちゃんを上手に寝かしつける抱っこのコツ

赤ちゃんが気持ちよく眠りにつくための抱っこには、背中が自然なゆるやかCカーブになるように抱くなどコツがあります。

最後に赤ちゃんをぐっすり寝かしつけるための抱っこの方法を紹介するので実践してみてくださいね。

1.ぴったりくっついて心音を聞かせる

ぴったりくっついてママの心音を聞かせてあげると赤ちゃんは安心します。そこで、おすすめなのが縦抱き(コアラ抱っこ)です。

赤ちゃんのおしりがママのおへそ辺り、頭はママの口あたりになる位置で抱っこします。

このとき、赤ちゃんの腰からおしりにかけてのラインがCカーブになるように丸くなっていると深く座れているということなのでベストです。

なお、座って抱っこをする場合は、授乳クッションなどを使うと高さを調節しやすくなります。

2.赤ちゃんに体を寄せて抱き上げる

赤ちゃんを抱き上げる際、離れた位置から抱き上げるとママの腰に負担がかかってしまいます。

そのため、一度赤ちゃんに体を寄せてから抱き上げるとママの身体に負担がかかりにくくなります。

ベビーベッドなど高い位置に寝かせている場合でも、1日に何度も抱き上げる姿勢をとることで負担がかかるので、意識してみてください。

3.赤ちゃんの身体を安定させる

赤ちゃんが安心できるよう、赤ちゃんの身体を安定させるのもポイントです。

手首にお尻を乗せるよりも肘に近い部分に乗せてあげると赤ちゃんの体は安定します。

さらに、脚は延ばした状態で抱っこするより、M字にしてあげると赤ちゃんの体が頭から脚にかけてまるくなります。

身体をまるめることで心地よさと安心感が増すため赤ちゃんはぐっすりと眠ることができるのです。

また、授乳クッションを使うとしっかり安定しますし、ママの負担も減るはずです。

体の細い人は安定しにくいので、間にタオルなどをはさめば赤ちゃんの体をしっかり支えてあげられるでしょう。

4.首をしっかりと支えてあげる

赤ちゃんの首がまだ座っていない時期はもちろん、首が座ってきた時期でもしっかり支えてあげないと不安定になってしまいます。

首をしっかり支えてあげられるのは横抱き(浮き輪抱っこ)です。横抱きというと股の間に手を入れて抱えるイメージがあるかもしれませんが、浮き輪抱っこの場合は両腕で浮き輪を作って包み込むように赤ちゃんを支えます。

背中がCカーブになるので赤ちゃんも落ち着くはずです。

また、浮き輪抱っこをする際は、足の裏同士をくっつけたりあぐらをかかせたりすると脱臼予防になります。

赤ちゃんがなかなか寝ない…!ママが抱っこに疲れてしまったら?

どんなに可愛い我が子でも、長時間抱っこをしているとママは疲れてしまうものです。

体重が増えていくにつれて腕や腰にかかる負担も増えるので、なかなか寝ないと寝付くまでずっと抱っこするのは大変ですよね。

ちょっとつらいなと感じてきたら、思い切って布団で一緒に横になりながら寝かせつけましょう。

添い寝しながら背中をトントンしてあげるだけでも赤ちゃんは安心できます。

手足がバタバタしてなかなか寝付けない赤ちゃんは、おくるみなどで軽く包んでから寝かせてあげると良いでしょう。

赤ちゃんの昼寝が長すぎる…起こすべき?

睡眠時間は大切だけれど、昼寝が長いと夜に寝られなくなり生活リズムが整わないなど心配になります。

しかし、昼寝や夕寝も赤ちゃんの成長のためには大切な時間なので、無理に起こす必要はありません。

とはいえ、あまりにも長時間寝ている場合は、脱水症状などが心配です。

7時間以上寝ているようであれば、声をかけてみたり優しく触ってみたりして起こして授乳しましょう。

寝ている間も唇かカサカサになっていないか、おしっこの回数が極端に減っていないかなど様子を見ているのも大切なポイントです。

赤ちゃんを寝るまでほっとくのはNG?

赤ちゃんのなかには何もしなくても自然と寝るという子もいるようです。しかし毎晩ずっと抱っこしていないと寝ないという赤ちゃんの場合、ママは精神的にも肉体的にも疲労して子育ての余裕を失ってしまうおそれがあります。

赤ちゃんによってはネントレを挑戦してみるのがおすすめです。ネントレとは「ねんねトレーニング」の略で子どもに大人の力を借りずに自分で寝る力を身につけさせるトレーニングのことです。

ネントレでは赤ちゃんが寝る部屋と大人が過ごす部屋を別にして泣いてもあやしにいかないようにするのがポイントです。それぞれ子供の性格によりますが、ネントレによって数日~1週間で一人で寝られるようになる場合があります。

毎日の寝かしつけが負担となり子育てがつらい、子供とゆったりとした気持ちで向き合えない、というママは試してみてはいかがでしょうか。

ただしネントレ中であっても発熱しているなど体調が悪いときは近くで様子を見る必要があります。甘えたいときは思い切り甘えられる、肝心なときママはそばにいてくれる、赤ちゃんは本能的に母親を信じられるようになります。

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寝かしつけは赤ちゃんの大好きタイム!ママの愛をたくさん注いであげて

赤ちゃんをスムーズに寝かしつけるためには快適な環境と生活リズムが必要です。

赤ちゃんのうちから生活リズムを整えてあげることは成長と健康のためにも良いですよね。

また、抱っこや寝かしつけは赤ちゃんとママの大切なスキンシップのひとつです。毎日寝かしつけるまで時間がかかっているとイライラしてしまいがちですが、一緒に寝られるのは今だけと甘えさせてあげましょう。

今は大変で毎日クタクタかもしれませんが、この大変な時期は将来きっと良い思い出になるはずです。

自分の大事な子供を抱っこできるのは一生のうちわずかの間!赤ちゃんのふんわりとしたいい香りとあったかい感触を味わえるママの特権を満喫しましょう。

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