最終更新日 2019-11-20 by smarby編集部
子どもの命を守ってくれるチャイルドシートの着用は法律により義務化されています。
年齢に合わせて使うシートが異なっていたり、後ろ向きや前向きタイプなど成長に合わせて変化させる必要があることをご存知ですか?
実際に何歳から何歳までがチャイルドシートを着用すべきかわからないママパパも多いはず!ジュニアシートも名前を知っているくらいでなにものか知らない。安全に車に乗せるためにきちんと確認したい。
今回は、チャイルドシートがいつからいつまで必要なのか詳しく解説していきます。また、それぞれの年齢別におすすめのチャイルドシートをご紹介していきますよ。
車に乗るママパパ必見です。
Contents
- チャイルドシートは子供が安全に車に乗るためのマストアイテム
- チャイルドシートの使用は法律で義務化されている!
- チャイルドシートは【いつから】必要? 使用義務を確認!
- チャイルドシートは【いつまで】使える?目安を確認!
- 新生児向けのチャイルドシート【ベビーシート】
- 新生児赤ちゃんから使用OK!ベビーシートおすすめ2選
- 乳幼児向けチャイルドシート【前向きタイプチャイルドシート】
- 1歳頃の赤ちゃんから使用OK!前向きチャイルドシートおすすめ2選
- 4歳以降向けチャイルドシート【ジュニアシート】
- 3,4歳頃のキッズから使用OK!ジュニアシート・ブースターシートおすすめ2選
- チャイルドシートからジュニアシートに変える時期は?
- 長く使えるのが魅力!兼用チャイルドシート!
- チャイルドシートの【いつまで】を把握して安全なドライブを!
チャイルドシートは子供が安全に車に乗るためのマストアイテム
チャイルドシートは、単に子ども用のイスではありません。
事故などの衝撃から幼児を守る為の「幼児用補助装置」のことをいいます。自動車は、《成人の体格と体力に合わせて》作られています。そのため、子どもたちを安全に車に乗せるには、補助道具が必要になります。その道具がチャイルドシートです。
チャイルドシートの使用は法律で義務化されている!
チャイルドシートは必ず使用しなければいけないのでしょうか?
答えは「イエス」です。
平成12年4月より、法律でチャイルドシートの使用が義務化されました。法律には、以下のように書かれています。
自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であって、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。
違反すると罰則はありませんが、免許点数が1点引かれてしまいます。ただし、チャイルドシートの使用義務が免除されるケースもあります。ちなみに、チャイルドシートを嫌がるからという理由は、もちろん免除対象にはなりません。
義務だからというのはもちろんですが、《子供が安全に乗車する》ためにはチャイルドシート使用は必須です。
▼チャイルドシートと法律についてもっと詳しく▼
チャイルドシートの法律を勉強しよう!着用義務対象の年齢、免除例も!
チャイルドシートは【いつから】必要? 使用義務を確認!
チャイルドシートの使用義務は、「6歳未満の幼児」です。
「幼児ということは…新生児や乳児は使用する必要はないのでは?」と思ってしまいそうですが、答えはNO!
新生児のうちからチャイルドシートの使用はマスト。出産して病院から自宅へマイカーで帰宅する時から必要になりますよ。
チャイルドシートは【いつまで】使える?目安を確認!
チャイルドシートの使用義務は、法律上6歳未満となっています。
「6歳になった!チャイルドシートはもう卒業」と考えるのはちょっとお待ちを。
シートベルトは身長140cm以上の人を対象に考えて作られている点に注目。
6歳の平均身長は、115,6cm。付属のシートベルトをそのまま使うには身長が足りないんのが実情。140cmを超えるのは、男女共に平均で10歳頃。
年齢で簡単に判断するのではなく、子どもの体格を基準に判断するほうがベター。チャイルドシートを卒業した後は、身長140cmを超えるまでは、ジュニアシートを使用すると安心です。
新生児向けのチャイルドシート【ベビーシート】
新生児専用のチャイルドシート《ベビーシート》は、以下の赤ちゃんを想定していますよ。
【年齢】新生児~1歳頃
【体重】13kg未満
【身長】70cm以下
新生児向けシートのタイプ2種類
新生児向けには、2種類のタイプがあります。
・後ろ向きに設置する「シートタイプ」
・横向きに寝かせる「ベットタイプ」
装置を外せば、ラックやキャリーとして使えるシートもあり便利です。
新生児赤ちゃんから使用OK!ベビーシートおすすめ2選
新生児の頃から使えるおすすめのシートを2つご紹介します。
1.Combi(コンビ)クルムーヴ スマート ISOFIX JJ
【特徴】
エッグショックという超衝撃吸収素材で、衝撃から赤ちゃんの身を守ってくれます。吸収性の高い1秒タオルやメッシュのシートは、あせも対策になり、暑い夏でも快適!赤ちゃんが眠りやすい暗さになるようにスリープシェル(サンシェード)がついていて、強い光を遮ってくれます。
ちなみに・・・ISOFIX(アイソフィックス)とは、シートベルトを使用せずに装着することができるものをいいますよ。
【ポイント】新生児の頃は後ろ向きに使うシートタイプ。シートは360度回転でき、赤ちゃんをチャイルドシートに乗せやすいのでママは助かります!
【参考小売価格】60,000円~80,000円(税抜)…モデルによって値段が変わります。
【対象年齢】新生児~4歳頃
【体重】18kg以下
Combi(コンビ) ホワイトレーベル クルムーヴ スマート ISOFIX エッグショック JJ-650 / ブラウン(BR)楽天通販ページ
2.Aprica(アップリカ) ディアターン プラス プレミアム
【特徴】前向き、後ろ向き、ベッド型の3ステップで使えます。マモールメディカルシートで、頭部・呼吸・姿勢を守ってくれ、頭・腰には、やわらかいクッションパッド付き。ムービングシートになっており、前後にも動かすこともできます。
【ポイント】新生児の間、横向きに寝かせられるベッドタイプ。フルリクライニングにすると、ほぼまっすぐ寝た状態を保つことができ、赤ちゃんも寝やすさ抜群です!
【参考小売価格】45,000円(税抜)
【対象年齢】新生児~4歳頃
【体重】2.5kg~18kg
Aprica (アップリカ) DeaturnPlusPremium(ディアターンプラスプレミアム) 楽天通販ページ
乳幼児向けチャイルドシート【前向きタイプチャイルドシート】
前向きタイプのベビーシートには、以下の幼児を想定しています。
【年齢】 約1歳前後~4歳
【体重】 9kg~18kg未満
【身長】 65cm~100cm以下
前向きタイプのチャイルドシートはいつから使い始める?
前向きタイプというと少し大きくなった子供が対象のイメージですが、いつから使い始めるべきなのでしょうか?
それは、「幼児の首・腰がしっかりし、完全に一人座りが出来るようになった」タイミングです!
1歳頃の赤ちゃんから使用OK!前向きチャイルドシートおすすめ2選
1歳頃から使用できるチャイルドシートのおすすめを2つご紹介します。
1.エールべべ スイングムーン プレミアム S
【特徴】座り心地・眠りやすさを大切に作られたチャイルドシート。レバーを引くだけで3段階のリクライニングができます。フルコンフォートクッションを使って、長時間座っていても疲れにくく、快適!
【ポイント】大きくなっても使えるように、シートが広く作られています。さらに、身長によって調整できるように可動式のヘッドレストもついているので、大きくなっても安心です。
【参考小売価格】29,698円(税込)
【対象年齢】1歳~7歳頃
【体重】9kg~25kg
エールベベ スイングムーン プレミアムS カーメイト CARMATE チャイルド・ジュニアシート ジュニアシート 楽天通販ページ
2.RECARO(レカロ) J1 SERECT
【特徴】サラウンドヘッドサポートクッションで頭部を守ってくれます。座面には、高密度のクッションパッドが使われ、正しい姿勢をキープ。ヘッドサポートや肩ベルトは、レバー式になっていて調整がとっても簡単です。
【ポイント】ヘッドレストが7段階も調整でき、いつでも子どもの成長に適した状態で使用できるのがポイントです。
【参考小売価格】24,516円(税込)
【対象年齢】1歳~12歳くらいまで
【体重】9kg~36kg以下
RECARO(レカロ) スタートジェイワン ロトブラック Start J1 1歳頃から使えるジュニアシート 楽天通販ページ
4歳以降向けチャイルドシート【ジュニアシート】
ジュニアシートは、以下の子供を想定しています。
【年齢】約4歳~12歳
【体重】15kg~36kg未満
【身長】140cm以下
ジュニアシートって何?種類を確認!
ジュニアシートは、車についているシートベルトを使用するために、座席をあげて背の高さを補うためのシートです。種類は2種類。
・背もたれ付きの「ジュニアシート」
・座面だけの「ブースターシート」
3,4歳頃のキッズから使用OK!ジュニアシート・ブースターシートおすすめ2選
ジュニアシートとブースターシートをそれぞれご紹介します。
1.GRACO(グレコ) ジュニアプラス DX
【特徴】リクライニングは2段階・ヘッドサポートは6段階・アームレストは2段階と、様々な所が細かく調整ができます。収納式カップホルダーが左右についており、ドリンクだけでなく、おもちゃ入れとしても使え、子どもが気に入ってくれること間違いなしです!ちなみに同様のタイプをアカチャンホンポやベビーザらス、西松屋などで限定モデルとして販売しており、色や柄などのバリエーションが豊富な点もおすすめです。
【ポイント】背もたれ付きのジュニアシートですが、取り外しができ、座部のみで使用もできます。
【参考小売価格】8,022円(税込)
【対象年齢】3歳頃~11歳頃
【体重】15kg~36kg
ジュニアシート Graco(グレコ) ジュニアプラスDX カラフルドット 楽天通販ページ
2.リーマン ジュニア コレット
【特徴】6種類の色があり、車の内装や親・子どもの好みに合わせて選べるのが嬉しい!3層クッションで、柔らかい座り心地ばっちりです。軽量なので女性でも装着しやすく、使わない時も場所をとらず邪魔になりません。
【ポイント】座面のみのブースターシート。シートベルトが外れないように、ベルトフックが深くなっています。
【参考小売価格】2,025円(税込)
【対象年齢】3歳~10歳頃
【体重】15kg~36kg
リーマンJr.コレット ジュニアシート ブースター 3〜10歳頃まで 楽天通販ページ
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チャイルドシートおすすめランキングTOP5!ママ・パパ必見!
チャイルドシートからジュニアシートに変える時期は?
チャイルドシートの使用義務は6歳未満の子どもですが、チャイルドシートは基本的に4歳頃までしか使えないようになっています。
ずばり、4歳以上で身長100cm、そして体重15kg以上になれば、チャイルドシートからジュニアシートへのチェンジを検討するといいでしょう。
あくまで目安なので、3歳であっても体格の大きい子や、使用しているシートの対象年齢や規定体重に合わせて変えるのがベスト!
長く使えるのが魅力!兼用チャイルドシート!
チャイルドシートを購入する時におすすめなのが、兼用チャイルドシート。
兼用チャイルドシートとは、ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートを兼用できるシートのことです。(メーカーにより、どのシートを兼用できるかは異なります。)
より長い期間使用でき、経済的にも優しいので、ぜひ子どもの成長を見越して兼用シートも候補にいかがですか?
兼用チャイルドシートの種類3つ
兼用シートには大きく分けて、3種類あります。
1.乳幼児兼用チャイルドシート
主に新生児から4歳頃まで・体重は18kg未満の幼児に使用できます。
360度回転できるようになっていて、1歳頃までは後ろ向き、1歳以降は前向きに使用するタイプです。
2.幼児・学童兼用チャイルドシート
1歳~6歳まで・1歳~11歳までなど、使える年齢に幅があります。
だいたい体重が9kgを越え、一人座りができるようになると、使い始めのサイン。18kgを越えると背もたれを外して使うタイプもあります。
3.乳児・幼児・児童兼用チャイルドシート
新生児から10歳前後まで、体重は36kg未満の子どもに使用できます。
シート全体がリクライニングしたり、不要なパーツを取り外せたりするなど、成長に合わせて調整できる機能がいっぱいです。
チャイルドシートの【いつまで】を把握して安全なドライブを!
チャイルドシートの【いつまで】について見てきました。チャイルドシートは使用義務があることを改めて確認。そして長期間使用するものだということがおわかりいただけたかと思います。
そして、1番体格が変わる時期だからこそ、何度かチャイルドシートを変えるタイミングが!ジュニアシートに変更するときには、座席のスペースが広くなって、子供の成長を実感するものです。
子どもの命を守る為にも、年齢や体格に合ったチャイルドシートを準備してあげたいものですね。チャイルドシートごとの特徴や機能をおさえて、大切な赤ちゃんキッズと安全なドライブを楽しんでくださいね。
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