最終更新日 2019-05-27 by smarby編集部
ベビー用品の中でもどれがいいのか最も迷うものの一つにあたる、ベビーカー。
ネットでベビーカーを検索すると、いろいろなベビーカーの情報がヒットすると思います。しかし、いざ買うとなると何を選べばいいのか戸惑ってしまうことも少なくありませんね。
海外製のおしゃれで乗り心地のいい大型ベビーカーが、日本の街中で使うには不便だったというのはよく聞く話。ベビーカーは使う環境に合わせて買わなければ、かえってお出かけが不便になってしまうこともあるのです。
ベビーカーはいつから用意しておくべきなのか、使い勝手のいいベビーカーを買うにはどんなところに気をつければいいのか。
ママさんたちにぴったりなベビーカーで赤ちゃんとのお出かけを快適に楽しむための大切なポイントをご紹介します。
Contents
ベビーカーにはどんな種類があるの?
赤ちゃんとママさんに合ったベビーカーを探すために、まずはベビーカーの種類をおさらいしましょう。
赤ちゃんの月齢別のベビーカーの種類
赤ちゃんの月齢ごとに利用できるベビーカーが異なります。
・新生児用:ベビーシートを装着し新生児から
・A型:生後1か月ころから(4か月ころからの製品も)
・B型:生後7か月ころから
・AB兼用型:生後1か月ころから
A型のベビーカーは安定性やクッション性は抜群ですが、重くて場所をとるタイプが多く、使い続けるには不向きです。
海外製のベビーカーはA型B型の区別はありませんが、赤ちゃんを乗せられる月齢は決まっています。
赤ちゃんを乗せる向き
赤ちゃんを乗せる向きは2種類あります。
・対面式:赤ちゃんが進行方向とは逆向きに乗るタイプ
・背面式:赤ちゃんが進行方向を向いて乗るタイプ
月齢の小さな赤ちゃんや、人見知りでママさんやパパさんが見えないと不安になってしまう赤ちゃんには、ママさんやパパさんと向かい合って乗る『対面式』がおすすめ。反対に、好奇心旺盛な時期には進行方向のいろいろな景色を楽しめる『背面式』が活躍します。
対面式はみんなが必ず使う機能というわけではありませんが、A型のベビーカーは対面式・背面式にも変えられる『両対面式』になっているものが一般的です。
シートの高さ
シートの高さは主に、
・ハイタイプ:座面が高い位置にあるタイプ
・ロータイプ:座面が低い位置にあるタイプ
の2種類があります。
ハイタイプのベビーカーは、地面からの熱やホコリから赤ちゃんを守れるということで人気が高まり、A型やAB兼用型が主流になっています。ただ、赤ちゃんが成長すると自分でベビーカーに乗ったり下りたりしようとすることもあり、転倒・転落の危険が増すことも。
B型のバギータイプは今でも安定性の良いロータイプが主流です。
2人乗りベビーカーの縦型と横型
2人用の『縦型』と『横型』には、
・縦型:狭いところは通れるが、子どもからの視界が悪い
・横型:子供の世話がしやすいが、通行できない場所がある
というメリット・デメリットがあります。
また、縦型は前後の席で乗せられる月齢が違うこともあるので、双子用として使うときには注意して下さいね。
タイヤの数
・3輪タイプ:でこぼこした道でも安定して走行でき、小回りが利く
・4輪タイプ:軽さやコンパクトさ、たたみやすさに優れている
以前は3輪のベビーカーは本体が大きく、街中では使いづらい一面もありましたが、最近はコンパクトモデルも登場しています。
一方で4輪も「オート4輪」などの登場で課題だった小回りも滑らかにできるようになりました。
対面式は必要な機能なのか、シートの高さや車輪数などメリット・デメリットがあるものはどちらをとるのか、考えなければならないことはいっぱいですよね。
赤ちゃんの成長とママさんの使いやすさを考えながらベビーカーを選んでみてくださいね!
ベビーカーはいつから必要なの?
ベビーカーがいつから必要かというと、それはズバリ「必要に迫られた時」です!
生まれてすぐ、どうしても頻繁に出かけなければならない状況がある場合や、抱っこ紐の重さに耐えられなくなりそうなときなど、ベビーカーがあったらな…と思った時が買い時と言えます。
生後すぐにベビーカーが必要な状況であるなら、生まれる前に新生児用のベビーカーを用意する必要があるでしょう。新生児用ベビーカーは、国内メーカーや一部海外メーカーから発売されていて、ベビーカーの上に車用のベビーシートのようなものを装着して使うタイプになっています。
月齢別オススメのベビーカー
生後間もない頃に使う場合はA型ベビーカー(レンタル)がおすすめ
赤ちゃんが生後1か月を過ぎ、おすわりできる前の時期なら、A型もしくはAB型のベビーカーから選ぶことになりますが、A型を考えるならレンタルがおすすめです。
インターネットでベビーカーのレンタルを検索すると、「愛育社」や「ダスキンレントオール」をはじめとするいくつものレンタル業者が出てきます。
レンタル業者によって違いますが、数日単位から月単位でレンタルすることができ、最新モデルでも月3,000円程度と、使用する期間を考えれば購入するよりお得です。
レンタルはちょっと…という場合は、A型ではなく、長く使えるAB兼用型のベビーカーをおすすめします。
生後7ヶ月からはB型ベビーカーがおすすめ
生後7ヶ月ころなら、迷わずB型のベビーカーがおすすめです。B型は軽量・コンパクトなモデルも多く、乗ったり・歩いたりを繰りかえす「よちよち期」にもアクティブに使えます。
ベビーカーを補助的に使うなら、数千円程度で売っているバギータイプでも問題ありません。
ベビーカーを購入する際の重要なポイント
ベビーカーを選ぶ時に一番大切なのは、ライフスタイルに合ったものを探すことです。
例えば、
・家にベビーカーを置いておくスペースがどれくらい確保できるか
・いつも買物に行くお店の通路は広いか狭いか
・ベビーカーを抱えて階段を登る場面はどれくらいありそうか
・日常の移動はマイカーか公共交通機関か
など、ベビーカーを実際に使う場面を考えてみましょう。自分の必須条件がわかれば、自分に合ったベビーカーを見つけやすくなります。
使う場面の想像が難しい場合は、ご自分の生活している中で実際にベビーカーを使っているママさんをこっそり観察してみましょう。どんな種類のベビーカーを使っているママさんが快適そうか、逆に不便そうな場面はどこかわかるとベビーカー選びのヒントになるはずです。
見落としがちなベビーカー選びのポイント
自分のライフスタイルに合ったベビーカーだと思ったのに、いざ使ってみると使い勝手が悪くて…となっては残念な気分になってしまいますね。
ここでは、ベビーカー選ぶをする際にママさんが見落としがちなポイントをご紹介していきます。
ベビーカーの荷物の収納スペースは十分か?
荷物の収納ができないと、どうしてもベビーカーの後ろに荷物をかけることが多くなってしまいがちです。
しかし、重心が後ろにいくと、赤ちゃんを抱き上げた瞬間にベビーカーが重さに耐えきれず後ろに転倒する危険性が高まってしまいます。
ベビーカーをたたむとどうなるか?
検診や子育てサロンなど赤ちゃんの集まる場面では、ベビーカーをたたんで置かなければならない場面に多く遭遇します。
ベビーカーの中にはたたんだ時にタイヤが上を向いたり、自立できなかったりするタイプもあります。自立できないタイプは、どこかに立てかける必要がある、もしくは地面に寝かしたりしておくことになり、思いの外場所を取ることになります。
たたむ時の手軽さやコンパクトさと合わせて、たたんだ時の使い勝手もチェックしておきましょう。
日除けは十分できる?
ベビーカー売り場は屋内にあることが多いので、実際にどの程度日除けの役割をするのか店員に確認するなど、外の日差しを想像しながら日除けもチェックしましょう。
ハンドルは使いやすい?
ハンドルの高さが自分に合っていないとママさんが疲れる原因になります。また、バギータイプで見かけるハンドルが左右に分かれたタイプのものは、片手で押すとバランスがとりづらく大変です。
雨の日に傘を差しながら片手で押すことを想像してみるとわかりやすいですね。
赤ちゃんの成長に合わせたベビーカー選びをしよう!
ベビーカーの種類や使える月齢、ベビーカー選びのポイントなどをご紹介してきました。
いつから、どんなベビーカーを使い始めるのがいいのかは、「購入のベストなタイミング」でも触れたように、住環境や家族構成などいろいろな要素によって変わります。
「ベビーカーがあった方が便利かも!」と思ったら、実際に自分の目で見て手で触れて、わが家に合った一台を探してみましょう!
▼smarby取り扱いのベビーカー用品はこちら▼
ベビーカー用品 smarby通販ページ
▼smarby取り扱いのベビーカーグッズ特集はこちら▼
ベビーカー背もたれクッション特集♪振動から赤ちゃんの頭をおしゃれに可愛く守ろう♡
▼smarbyよみものからのオススメ関連記事はこちら▼
ベビーカー用レインカバーで雨の日も快適にお出かけ!おすすめ12選