最終更新日 2019-11-26 by smarby編集部
子育てをしているとママさんにとって初めての経験が多く、様々な悩みがでてきますよね…トイレトレーニングもそのひとつではないでしょうか?そしてトイレトレーニングで1番最初に使用するものが「おまる」です。
今回は、おまるはいつから使うものなのか、また補助便座は必要なのか。また、赤ちゃんがおまるをスムーズに使ってくれるちょっとした工夫も伝授していきますよ!
新米ママさん必見です!
Contents
おまるはいつから必要?
おまるは赤ちゃんの首がすわり、お座りができるようになれば使用することができます。中には1歳前からおまるに慣らし、おむつが外れる時期が早いというお子さんもたくさんいます。
ですが、一般的にはトイレトレーニングはいつからなのか?始めるのに適した目安があります。
1つ目は「おしっこの間隔が2~3時間空く」。これは膀胱の機能が発達している目安になります。
2つ目は「おしっこやうんちをしたことを教えてくれる」。自分でも少しずつ濡れているのが気持ち悪くなりママに伝えようとします。これはトレーニングの始め時です。
成長に合わせ、その子により始めるタイミングはバラバラですが、1歳半~2歳半で始めるお子さんが多いですよ。
おまるに移行するためには、おむつはいつまでに卒業する?
トイレトレーニングは、一般的にはトレーニングパンツを履いて行います。
おむつのまま進めるお子さんもいますが、トレーニングパンツの方が濡れて気持ちが悪い感覚が赤ちゃんに伝わりやすいので、スムーズにおまるに行くようになります。
トレーニングパンツには2種類あり、布製と紙製があります。
布製は生地が3~6枚に重ねられており、厚みを選ぶことができます。トレーニングを始めたばかりの頃は1番厚みのある6層を選びましょう。トレーニングが進むにつれ厚みを薄くしていくのがおすすめです。また、汚れてしまっても布製なので何度も洗濯できるのがとても経済的です。
しかし、厚みがある分布製トレーニングパンツは乾きにくいのがデメリットです。特に冬場などは多めに用意しておくことをおすすめします!
一方で紙製のトレーニングパンツは、使い捨てできるのがとても便利です。しかしおむつと同じで、毎月の出費が増えてしまいます。
洗う手間は省けますが、子どもによってはトイレトレーニングは長引くので昼間は布製トレーニングパンツ、夜寝るときは紙製トレーニングパンツと上手に使い分けてもいいかもしれませんね。
おむつを卒業しトレーニングパンツへの移行は成長への第一歩です。
おまるの効果的な使い方は?
子どもがトイレトレーニングを完了するまではいくつかのステップがあります。
子どものペースに合わせながら1つずつマスターしていきましょう。そこでおまるの使い方をご紹介します。
子どもがリラックスできる場所におまるを置く
おまるのメリットはなんといっても好きな場所に持ち運びができることです。最初からトイレに置いてしまうと、狭い個室に恐怖を感じてしまうこともあります。
リビングや廊下など、お母さんの顔が見えて安心できる場所においてあげましょう。
最初は座るだけ
まずはおまるに慣れることから始めましょう。初めての子どもにとっては、座ってするということじたいが初体験でとても不安に感じます。
出なくてもいいので決まった時間におまるに座らせてみましょう。座るのを嫌がる場合は無理に座らせず、徐々に慣らしていきましょう。
お子さんが好きなキャラクターがついているおまるもおすすめですよ。
慣れてきたらパンツは脱がせる
座ることに慣れてきたらパンツを脱いで座らせてみましょう。トイレに行った時はパンツを脱ぐという事に慣れさせます。この時、タイミングよくおしっこやうんちができたら大げさに褒めてあげましょう。
失敗は当たり前
トレーニングパンツにおしっこやうんちをしてしまうのは当たり前のことです。お母さんはそこで子どもを叱ってはいけません。
トレーニングパンツにうんちをしてしまった時は、おまるに捨てるところを見せて、おまるでうんちをすることを教えてあげましょう。子どもは徐々に理解してくれます。
おまるをトイレに移動
おまるで何回かできるようになってきたら、トイレの中へ移動しましょう。
お母さん自身がトイレに座り、子どもをおまるに座らせトイレの中ですることを教えましょう。最初は男の子もおまるに座っておしっこをさせましょう。
立ってすることを先に覚えさせてしまうと、座ってうんちをすることを嫌がってしまう可能性があります。
夏場のトレーニングは何も履かせないという方法もアリ
トイレトレーニングを始める時期は春~夏にかけてが1番多いと思います。布製トレーニングパンツを使う場合、夏場なら乾きやすいのも助かりますよね。
また、トレーニングパンツにおしっこやうんちをしてしまい、なかなかステップアップできない場合は、トレーニングパンツを脱がしてしまい何も履かない方法もおすすめです。
始めのうちは、床にしてしまったりとお母さんの後始末は大変ですが、子どもも床にしてはいけないと思い始めてくるので自然とおまるでするようになるケースも多いですよ。
この方法は秋や冬だと寒さでお腹が冷えてしまうので暖かい時期のみにしましょう。
トレーニングパンツから普通のパンツへ切り替え
1日に何度かおまるでできるようになったら、普通のパンツへ切り替えてみましょう。普通のパンツは厚みがないので、濡れてしまった感覚が不快でおまるに行ってくれる子どもも多いです。
補助便座をセットしましょう
補助便座は必要なのか悩むお母さんも多いですよね。
おまるからトイレに移行する時、大人と同じ便座を使うことが不安で怖がってしまう子どももたくさんいます。そんな時は補助便座がとても役立ちます。
1人で便座に座るのはまだ不安定だし怖いと言う場合も、補助便座の種類によっては取っ手が付いている補助便座もあるので安心です。
また、便座に座るには高さがあり危険な場合もあるので、子どもの成長に合わせて踏み台を用意してあげましょう。
子どもによっては大人と同じように便座に座りスムーズにできる場合もあるので、その場合は補助便座は使わなくても大丈夫です。
成功したらとにかく褒める
子どもは大好きなお母さんに褒められることがとてもうれしいですよね。おまるに座れた、おしっこができた、自分で流せた、些細な事でもいいので何か1つできた時は大げさに褒めてあげましょう。
褒めてあげることで自信につながり、次も頑張ろうと言う気持ちになってくれるはずです。
おまるを使う際に知っておきたいポイント
続いて、トイレトレーニングに向けて知っておくと役立つポイントをご紹介します。
トイレを楽しい場所にする
初めてトイレトレーニングをする子は、トイレの個室が怖くて不安で泣いてしまう子も多いです。そうならないために前もってトイレを楽しい場所に変えてあげましょう。
「トレーニング成功シールを貼る」・「すきなキャラクターのポスターを貼る」・「トイレの絵本を置く」など楽しくトレーニングができるように工夫しましょう。
決まったタイミングでおまるに座らせる
最初はおまるに慣れさせてあげることが1番の目的です。
「ご飯を食べた後」・「外遊びをした後」・「飲み物を飲んだ後」など決まったタイミングや時間でおまるに座らせてみましょう。
出なくてもいいので、座るように促しましょう。
好きなキャラクターのトレーニングパンツ
お子さんが大好きなキャラクターのトレーニングパンツを履かせてみてください。「大好きなキャラクターが濡れたらたいへん」と、おまるに行ってくれる子どもも多いです。
有効に活用してみてくださいね。
出なかったらサッと切り上げる
長い時間座っているのは子どもにとって、ストレスがたまります。座らせて2~3分しても出ない場合はサッと切り上げて下ろしてあげましょう。
パパやママが焦ってしまうと子どもにも伝わり、トレーニングがスムーズに進まなくなってしまうこともあります。感情的に怒ってしまうことは控えましょうね。
子どもの排泄状況を前もって確認する
1番のポイントは排泄のタイミングを把握することです。
トレーニングを始める前の1週間、大変ですが子どもの排泄状況を紙にメモしてみましょう。
食事や睡眠など、ある程度同じような生活リズムを送っていると、排泄の時間も徐々に整ってきます。
また、子どもによって「股をおさえる」「ぐずりだす」など、何かしら決まった仕草が見られる子もいるので、チェックしてみましょう。
おまるを使うときの注意点
一番の注意点「怒らない」
トイレトレーニングを始めると、どうしてもお母さんの負担が増えてしまいますよね。失敗してうんちやおしっこを床にしてしまったり、何度もトレーニングパンツを汚してしまったり、トイレトレーニングは大変ですよね。
しかし、できるだけ怒らないであげてください。子どもは出来なくて当たり前。とても頑張っています。
そんな子どもを、穏やかな気持ちでお母さんも応援してあげてください。ゆとりを持ってトレーニングをすれば必ず成功します。
衛生面
おまるで気になるのが衛生面ですよね。排泄物にはたくさんのウィルスを含んでいることがあります。
おまるでおしっこやうんちをしたときは、必ずおまる専用のシートやトイレクリーナーなどできれいに掃除しましょう。
汚れがひどい時はお風呂場などで丸洗いしましょうね。お手入れ後、除菌スプレーをするのもおすすめですよ。
子どもの成長に合ったタイミングで、おまるでトイレトレーニングを始めてみましょう!
初めての育児、そんな中でもトイレトレーニングはとっても大変だと思います。そんな中、お座りの時期から使えるおまるはトイレトレーニングにとって、とてもメリットが多いです。
商品によっては、ステップアップで補助便座として使えるようになるおまるもたくさんあるので、子どもが楽しくトレーニングできるデザインや、工夫がされたおまるをぜひ探してみてくださいね!
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