最終更新日 2019-05-14 by smarby編集部
寝かしつけなどに便利なおしゃぶりですが、やめさせ方が分からなくて困った経験はありませんか?おしゃぶりは確かに便利なアイテムですが、依存性が高いのも事実です。しかし、長く使っていれば歯並びなどへの影響も気になります。
そこで今回紹介したいのは、おしゃぶりをやめさせる方法についてです。おしゃぶりのやめさせ方や卒業時期などを詳しくまとめました。
おしゃぶりが手放せなくて悩んでいるママも、この記事を参考にしながらおしゃぶりの卒業に挑戦してみてください。
Contents
おしゃぶりの効果とデメリット
おしゃぶりの効果とは?
おしゃぶりにはさまざまな効果があります。寝かしつけなどが楽になるだけでなく、ママの心の負担も軽くしてくれます。また、鼻呼吸が上達するなど赤ちゃんにとってもメリットもたくさんあります。
赤ちゃんはママの母乳やミルク、指などを吸うことで安心感を得ます。そのため、おしゃぶりを使うと赤ちゃんがリラックス状態になります。入眠や夜泣きなどの際に活用すれば、育児も楽になるので一石二鳥です。
最近ぐずりがひどくてとうとうおしゃぶり導入。
癖になると後々めんどそうなのであまり使いたくなかったけど、ギャン泣きしててもとりあえず落ち着いてくれるので助かる😭
これは私のメンタルを保つためにも必要。— moto@9mbaby♂ (@New2wiMoto) 2017年10月21日
実母が来てくれてやっぱ助かる^_^しかも、おしゃぶりをお土産に持って来てくれて今まで寝つきの悪かった息子くんがすんなり寝てくれる⁉️おしゃぶりに関してはメリットデメリットあるけどアタシは助かる…ありがとうおしゃぶり❗️ありがとう母サマ(笑)
— ぐでママ@妊娠糖尿病 (@mama81361568) 2018年6月19日
しかし、おしゃぶりにはデメリットもあるので注意しましょう。
おしゃぶりのデメリット
おしゃぶりのデメリットは大きく分けて2つあります。1つは歯並びなどが悪くなるということ、もう1つはやめさせるのが大変ということです。
歯並びに関しては、歯が生えそろう時期までにやめれば大きな影響はないと言われています。しかし、おしゃぶりは依存性が高いのでやめられない子供が多いのも事実です。なかなかやめられないと、ママにとっても大きなストレスになってしまいます。スムーズにやめさせるためにも、卒業時期ややめさせる方法を見極めましょう。
他にも常におしゃぶりを咥えていると、言葉が出るのが遅くなるとも言われています。おしゃぶりだけに頼っていなければ問題ありませんが、おしゃぶりにはさまざまなデメリットがあるので上手に付き合っていくことが大切になります。
おしゃぶりの卒業時期
おしゃぶりの卒業時期は1歳~2歳頃が目安です。1歳前後を目処に使用頻度を減らし、1歳半~2歳までに卒業させられると良いでしょう。2歳前後で乳歯が生えそろうため、その時期に合わせて卒業させます。
1歳をすぎたら常用しない
スムーズに卒業させる、過度に依存させないためにも1歳を過ぎたら常用しないように心がけましょう。寝るときだけ、外出時のみなど条件を付けて使うようにするのがおすすめです。
泣いたらおしゃぶりという癖をつけてしまうと、ママも赤ちゃんもおしゃぶりを卒業しにくくなってしまいます。
1歳を過ぎたら常用は避け、緊急時やどうしても泣き止まないときのみ使うと良いでしょう。
自分から使わなくなるケースも
おしゃぶりはママが卒業させるイメージがありますが、中には赤ちゃん自ら使わなくなることもあります。徐々に頻度が少なくなる子もいれば、ある日突然使わなくなる子もいます。
他のものに興味が出たり、おしゃぶり自体に興味がなくなることも少なくありません。自分からおしゃぶりを使わなくなった場合は、そのまま様子を見ておきましょう。
おしゃぶり、あんなに大好きだったのにいつのまにかあっさり卒業してしまった…😢いつか卒業しなきゃいけないものだから仕方ないんだけど、あの赤ちゃんらしい姿好きだったなあ。
— パン (@cestbon_re) 2018年4月8日
強く欲しがることがなければ、そのまま自然に卒業させても問題ありません。
おしゃぶりのやめさせ方
おしゃぶりをやめさせる方法はいろいろありますので、それぞれの子に合わせた辞めさせ方を見つけてあげましょう。
無理にやめさせてしまうとストレスになってしまいますので、まずはさまざまな方法を試してみるのがおすすめです。
1.別のものにシフトする
おしゃぶりをやめさせる方法の中でも特に取り組みやすいのが、別のものにシフトするという方法です。
例えば寝かしつけにおしゃぶりを使っているなら、寝かしつけ時に絵本を読み聞かせると良いでしょう。他にも添い寝してトントンしたり、ぬいぐるみやお気に入りのおもちゃを持たせる方法もあります。
とにかくおしゃぶりに意識が行かないよう、他のものをすすめます。最初は苦戦する場合が多いですが、おしゃぶりのほかに好きなものが見つかれば自然に卒業できるようになります。
いいかげん娘っ子をおしゃぶり生活から卒業させようと思い、たまに代替品としてスルメを与えてるんだけども、散々噛み倒してヨダレまみれになったカスを「ど〜じょ〜!」て口にねじこんできてな…
そもそもイカ臭いこと極まりないので、まだおしゃぶりでいいや〜!が続いていたり。— いのっちさん@育児垢 (@erinshe_s) 2018年6月26日
2.おしゃぶりを見えない場所に置く
おしゃぶりが目に入ってしまうと使いたくなってしまう子も多いため、見えない場所に隠すのも効果的です。簡単に見つからないよう、赤ちゃんの手の届かない場所に隠しましょう。
また、おしゃぶりが欲しいと言われても簡単に出さないようにしましょう。すぐに渡してしまっては、隠した意味がなくなってしまいます。一度隠したら、欲しがってもすぐにはあげないようにしましょう。
何度も与えてしまうと、おしゃぶりがなくなってしまったという実感がわかなくなってしまいます。ダラダラと続けていると、余計に卒業できなくなってしまいますので注意しましょう。
3.ゆっくりと話をしてみる
1歳半~2歳頃になれば言葉数も増え、ママや大人の言っていることがしっかり理解できるようになります。そのため、優しく言って聞かせるのもやめさせる方法の1つです。
「おしゃぶりは赤ちゃんのするものだからやめようね」、「おしゃぶりは○○ちゃんにあげちゃったから、もうおうちにはないよ」、「もう○○はお兄さん(お姉さん)だからバイバイしようね」などと優しく話してみてください。
話をするときは落ち着いた場所で、機嫌のいいときを狙うのがおすすめです。
娘のおしゃぶりは、一歳半くらいかな、鬼が怖いって頃に、ある日突然おしゃぶりを隠して「鬼の赤ちゃんが欲しいって持って行っちゃった、返してほしかったらそこの扉の向こうに鬼さんの世界があるから、一人で取りに来いって」というトンデモ設定で号泣しながら卒業しました…。
— まやお (@oyamayao) 2018年6月23日
4.スキンシップを増やす
スキンシップを増やすのも効果的です。泣いたときにおしゃぶりを与えている場合は、泣いたら抱っこやおもちゃを使ってあやしてみましょう。
スキンシップにはおしゃぶりと同じく、リラックス効果があります。肌と肌で触れ合うことで落ち着く場合もあるので、おしゃぶり卒業の時期には積極的にスキンシップをしてみましょう。
スキンシップを増やすことで、自然におしゃぶりを使う回数が減る場合もあります。他の方法と併用しながらスキンシップを増やすのもおすすめです。
5.おしゃぶりに細工をする
おしゃぶりに細工をするのもおすすめです。例えばおしゃぶりの先をハサミなどでカットし、吸いにくくする方法があります。いつも使っているおしゃぶりを使いにくくすることで不快感を与え、自分から卒業できるように促します。
おしゃぶりをカットする際は、先端などが尖らないように注意しましょう。尖った部分があると口の中や手を怪我してしまうこともあります。
おしゃぶりに機嫌を左右されがちな息子。
もうじき2歳。体重14kg。そんな図体でくわえる姿は可愛いけどやっぱり滑稽……
見かねた旦那が卒業させるべく、先に細工をしたようです。さてどうなるかなー pic.twitter.com/n7J4fN3yK4— ユウキ (@YUCKY__) 2018年3月12日
6.おしゃぶりの妖精を使う
ドイツには、おしゃぶりの妖精というのがいるそうです。おしゃぶりの妖精はおしゃぶりを他の小さな赤ちゃんのところに持っていく代わりに、素敵なプレゼントを置いて行ってくれます。
話がしっかり理解できる年齢なら、「おしゃぶりは妖精さんが他の赤ちゃんのところに持って行ったけど、代わりにこんなものをくれたよ」と話すのも良いでしょう。プレセントはその子が好きそうなもの、欲しがっているものをリサーチしておきます。
おしゃぶりの代わりに好きなおもちゃがもらえたと思えば、すんなり卒業できることもあります。
ドイツにはSchnullerfee、おしゃぶりの妖精ってのがいて、おしゃぶりをそろそろ卒業したい子どものおしゃぶりを夜の間に持って行って、そのかわりにプレゼントを置いていってくれるんだって。で、
— Maho Mizoguchi Stelz (@MMizoguchiStelz) 2017年8月26日
やめさせる時のポイント
おしゃぶりをやめさせる際には、いくつかのポイントがあります。
子供だけでなく、ママにとって大切なポイントもありますので参考にしてみてください。
1.ママが強い意志を持つ
断乳などでもそうですが、おしゃぶりも子供の意志だけではなかなか卒業できません。ママが卒業させるという強い意志を持つことも大切です。
やめさせると決意したからには、それを貫き通すようにしましょう。ママが中途半端な気持ちになってしまうと、卒業が長引いてしまいます。
2.パパや他の家族にも協力してもらう
おしゃぶりに強く依存している場合、ママだけでは対応が難しいこともあります。そんな時は1人で無理をせず、周りの家族やパパにも協力してもらいましょう。
また、ママがおしゃぶりをやめさせようと思ってもパパが甘やかしてしまうことも多いです。ママとパパでしっかり話し合い、お互いの意識を高めておきましょう。2人の対応が違うと、子供も混乱してしまいます。
お風呂前からグズグズでお風呂上がったあとも泣き止まなくて、おもちゃで気を逸らそうとしたけどダメで、そしたらスっとおしゃぶりを旦那が差し出してきたんですよ。
もう1歳になるし、おしゃぶりは卒業しかけだったのに・・・
そしておしゃぶりに負けた感ある悔しい— あきら@育児中1y (@0629__akira) 2018年6月22日
3.無理強いしない
先ほど強い意志を持つと書きましたが、無理強いすることは良くありません。おしゃぶりが突然使えなくなってしまうと、子供も混乱します。もう使わないと決めたのであれば使わせる必要はありませんが、泣いて欲しがる場合は優しく対応しましょう。
あまり怒ったり怒鳴ったりしてしまうと逆効果になります。強い意志は持ちつつ、子供の気持ちを考えながら優しい気持ちで対応してください。
4.徐々に気持ちを作ってあげる
例えば2歳の誕生日におしゃぶりを卒業させたいのであれば、その1ヶ月前位からおしゃぶりの卒業について言い聞かせていきましょう。
あと何回寝たらおしゃぶりは卒業だよ、誕生日がきたらナイナイしようねなどと言い聞かせておくと子供も心の準備がしやすくなります。
ある日突然使えなくなるよりも、徐々に言い聞かせた方がスムーズな場合もあるのでぜひ試してみてください。
5.子供の気持ちを尊重する
子供の気持ちを尊重するというのは、甘やかすという意味ではありません。子供が自らおしゃぶりを卒業したいと思えるように、周りがサポートすることが大切です。
おしゃぶりをやめさせる方法にはいろいろありますが、基本的には怒ったり感情的になることはおすすめしません。優しく、根気よく言い聞かせればいつかは理解してくれる日が来ます。ママも辛いですが、子供も同じくらい辛いはずです。
できるだけ強く怒ったりせず、おしゃぶりを欲しがったら優しく話をしたりスキンシップをしてみてください。
おしゃぶりを上手く活用しよう
おしゃぶりはママにとっても子供にとっても安心材料になります。使い過ぎは良くありませんが、使ってはいけないものでもありません。
おしゃぶりを使うと卒業させるのが大変と思うママも多いですが、子供の成長に合わせて対応してあげればいつかは卒業できます。最初は大変かもしれませんが、子供と一緒に根気強く頑張りましょう。
おしゃぶりのやめさせ方はいろいろありますが、ママや子供の気持ちを尊重しながら上手く卒業へと促してあげましょう。
おしゃぶりにはメリットもデメリットもありますので、それぞれの使い方で上手に付き合ってみてください。
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