最終更新日 2020-05-12 by smarby編集部
暑い日がつづく夏。汗っかきの赤ちゃんには、どんな服装をしてあげればいいか悩むママも多いのではないでしょうか。
寝ているときは特に汗をかくため、寝るときの服装も悩みどころですよね。また薄着のままお出かけしたら、クーラーが効きすぎていて寒い、などということもよくありますよね。
赤ちゃんはまだ体温調節ができないのでママが着る洋服で調節してあげないといけません。そこで、新生児の赤ちゃんから応用できる夏服についてのポイントや注意点などをご紹介します。
Contents
赤ちゃんの夏服を選ぶときのポイント
新生児の赤ちゃんは体温調節ができないので、ママが服装を気をつけてあげなければいけませんよね。
特に暑い夏場は、汗っかきな赤ちゃんにとっては「あせも」や「かぶれ」など肌トラブルをおこしてしまいます。そうならないためにも着せ方に注意しましょう。
洋服の素材を見て服を選ぼう
赤ちゃんはとにかく汗をよくかきます。とくに新生児期は、1日のほとんどを寝て過ごすので背中に汗をかきやすくなります。そんな汗をしっかりと吸収してくれる素材を選びましょう。
夏におすすめ!洋服の素材
ガーゼ素材
吸水性に優れていて、通気性も良いので汗かきの赤ちゃんにはぴったりの素材です。
フライス素材
伸縮性が良く、ふんわりと優しい手触りのフライス。1年通して使える素材です。
天竺(てんじく)素材
平編みの生地で薄手の肌着です。通気性に優れています。
どの素材も綿100%のものを選んであげましょう。
月齢別にみる赤ちゃんの服装
【新生児~3ヶ月頃】洋服サイズ50~60cm
この時期の赤ちゃんは基本的に、大人の洋服の枚数プラス1枚として考えましょう。とはいっても具体的になにをどう着せてあげればいいか難しいですよね。そこで組み合わせの例を参考にしてみてください。
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新生児のベビー服がまるごとわかる【種類・選び方・季節別着せ方】
短肌着1枚+おむつ
夏は裸におむつ一枚で大丈夫、と思うママも多いとは思いますが、必ず肌着は着せてあげましょう。なぜなら、肌着は汗を吸収してくれる役割があるのです。着せてあげることにより夏風邪のリスクが減らせますよ。
短肌着+コンビ肌着
風通しのよい部屋やエアコンが少し効いている部屋にいるときは、短肌着の上にコンビ肌着を着させてあげましょう。肌着の上に洋服を着せてあげるイメージがありますが、暑い夏場は肌着のみで大丈夫です。
必要枚数
・短肌着(5・6枚)
・コンビ肌着(6・7枚)
あくまでも目安ですが、汗をよくかき一日に何回かお着替えをするので多めに用意しておいた方が安心です。
▼短肌着に関する記事はこちら▼
赤ちゃんの短肌着はいつまで着るの?ママの疑問を解決します!
【4ヶ月~8ヶ月の乳幼児期】洋服サイズ60~70cm
この時期の赤ちゃんは、新生児期と比べかなり活発に動けるようになります。個人差はあるものの、「寝返り」「お座り」「ハイハイ」ができるようになります。
そのため、新生児期に着ていた肌着ではめくれてしまい、お腹を冷やしやすくしてしまいます。
動いても肌着がめくれてしまわないように、「コンビ肌着」「ロンパース」を着せてあげましょう。また、大人と同じ枚数か1枚少なめの枚数を目安にしましょう。組み合わせ例を参考にしてください。
コンビ肌着、またはロンパース1枚
とくに暑い夏の日はコンビ肌着やロンパース1枚でも大丈夫です。新生児期に2wayオールを買っておけば、股下のスナップボタンを調節しズボンのようになるので、改めて買い直しをしなくてもいいのでとても経済的ですよ。
ロンパース+2wayオール
新生児期と同じく、風通しのよい部屋や、エアコンが少し効いている部屋にいるときは、ロンパースの上に2wayオールを着せてあげましょう。
必要枚数
・コンビ肌着またはロンパース(4~5枚)
・2wayオール(4~5枚)
こちらもあくまでも目安ですが、汗をよくかき一日に何回かお着替えをするので多めに用意しておいた方が安心です。
▼おすすめのロンパース記事はこちら▼
【女の子・男の子別】ロンパースおすすめブランド12選
【9ヶ月以降の乳幼児】洋服サイズ70cm~
この時期の乳幼児は、さらに活発的に動けるようになり「つかまり立ち」や「伝い歩き」をするようになります。
今まで着ていたコンビ肌着やロンパースですと動きづらくなってしまうので、この時期からは上下に分かれている洋服に切り替えるのをおすすめします。目安は大人よりも1枚少なめを心がけましょう。
着せ方の一例ですので参考にしてみてください。
乳幼児用肌着+Tシャツ+ズボンまたはスカート
女の子の場合、エアコンの入っているお部屋にいるときはスカートの下にスパッツを着用することをおすすめします。
上下に分かれている洋服を着られるようになると、今まで以上にかわいいデザインやコーディネートができるようになるので、洋服選びも楽しくなりますよね。
乳幼児期でも、暑い夏の時期はまだお着替えが必要になりますので、多めにそろえておくと安心ですよ。
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【子供服】1歳児におすすめのブランド20選
外出時の服装はどうする?
夏でも赤ちゃんを連れてお出かけする機会も多いですよね。お出かけの時、赤ちゃんはどんな服装をしたらいいのか悩むママも多いと思います。家の中では肌着1枚で過ごせてもお出かけの時に肌着1枚とはいきませんよね。
そこで、外出時どのような服装にしたらいいかご紹介しますので、参考にしてみてください。
スーパーやショッピングモールなどエアコンが効いている場所
新生児期~8ヶ月の赤ちゃんの場合
暑い夏でもスーパーの中などは冷房が効いていてとても涼しいですよね。大人はうれしいですが、赤ちゃんにとっては温度差があり急に寒くなるので体が冷えてしまいますよね。
新生児期~8ヶ月の赤ちゃんは肌着+洋服、さらにエアコンが効いている場所だけ使用するのに、ブランケットや薄手のおくるみがあるといいですね。
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9ヶ月~の乳幼児の場合
9ヶ月~の乳幼児の子どもの場合、上下に分かれている洋服が着られるので、肌着+洋服の上に薄手のカーディガンを羽織るといいですね。
外は暑いので、ハーフパンツやスカートを履かせている場合、スーパーの中だけ足が冷えないようにレッグウォーマーを履かせておくのも冷房対策になりおすすめです。
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キッズカーディガンがマストバイ!ヘビロテ必須!男の子も女の子も!
お散歩や公園などお外への外出
暑いからとずっと家の中にいるのも子どもは飽きてしまいますよね。暑い夏でもお散歩や公園に遊びに行ったりすると思います。しかし気になるのは暑さですよね。
新生児期~8ヶ月の赤ちゃんの場合
肌着+洋服を着せましょう。
この頃の赤ちゃんは基本ベビーカーや抱っこひもでのお散歩です。しかし、背中に熱がこもりたくさん汗をかいてしまいますよね。そこでおすすめなのが、ガーゼのタオルです。ガーゼ素材は汗を吸収してくれるので、あせも対策にもなりおすすめです。
9ヶ月~の乳幼児の場合
肌着+洋服を着せましょう。ワンピースやハーフパンツなど肌の露出が多い場合は忘れずに紫外線対策をしましょう。詳しくは注意点を参考にしてください。
この時期の子どもは、活発に動くようになりベビーカーや抱っこひもをいやがる子もたくさんいます。歩いたり走ったりする分たくさん汗をかくので、通気性がよく汗を吸収しやすい素材の洋服を着せてあげましょう。
寝るときの服装は?
赤ちゃんの夏の服装で1番悩むのが、寝るときの服装ですよね。寝冷えを防ぐのに着せすぎても、今度は暑くて汗をかいている。赤ちゃんの体温調節は難しいですね。
寝るときの服装といえばパジャマを思い浮かべますよね。しかし、パジャマを着せてあげるのは、昼と夜の区別が付いてくる生後3ヶ月頃~です。
3ヶ月頃までは肌着で寝かせてあげましょう。3ヶ月からはベビーパジャマやロンパースなどがおすすめです。お腹の冷えが心配な場合は、薄手の腹巻きを着させてあげましょう。
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夏の服装の注意点
紫外線対策
赤ちゃんを連れての外出は紫外線が気になりますよね。いくら暑いからといって、肌着1枚や肌の露出が多いと紫外線を浴びすぎて、日焼けをしてしまったり肌へのトラブルになってしまいます。
そうならないためにも、赤ちゃんから使える日焼け止めクリームの使用や、羽織り物で調節をしてあげましょう。ママが日傘をさしてあげるのもいいですね。
あせもなど肌トラブルにならないために
夏の時期はあせもなど肌トラブルがとても多いですよ。汗をたくさんかく赤ちゃんは、こまめにお着替えをしてあげないとすぐにあせもができてしまいます。
こまめに背中に手を入れ肌着が濡れていないかチェックしてあげましょう。就寝時はガーゼなどを挟んだり汗取り対策をしてあげるのもおすすめです。
夏の服装は月齢と場所で調節しよう
暑い夏、赤ちゃんも快適に過ごさせてあげたいですよね。月齢や場所によって服装は異なりますので、紫外線や冷房対策に十分注意して、赤ちゃんが過ごしやすい環境に調節してあげてください。
お天気のいい日は赤ちゃんとお散歩などを楽しんで暑い夏を乗り切ってくださいね。
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