七五三千歳飴の由来と袋の意味!折ると縁起が良くないのはホント?

七五三千歳飴の由来と袋の意味!折ると縁起が良くないのはホント?

最終更新日 2019-05-27 by smarby編集部

子供の成長を祝う七五三と千歳飴には、深い関係があります。みなさんも七五三の時におめかしをして、千歳飴を手にしている写真を撮った経験があるのではないでしょうか。

子供にとって千歳飴は、七五三という特別な日をさらに強調させる嬉しいアイテムのひとつですよね。

さて、千歳飴は七五三に欠かせないものだと思っている人でも、実は詳しいことは分からないということが多いようです。

そこで今回は、千歳飴の由来や意味についてご紹介します。七五三に対する見方が変わるかもしれませんよ。

 

七五三の千歳飴の由来は?

まず始めに、七五三の千歳飴の由来について見ていきましょう。諸説ありますが、千歳飴の始まりは江戸時代とされています。

千歳飴という名前の「千歳」とは千年、長い年月という意味があり、長寿祈願を表現しています。ただし当初は、千歳飴という名前ではなく、千年糖や寿命糖と呼ばれていました。

名前には長寿という意味が込められ、縁起がいいものだとされたのです。

さて由来ですが、千歳飴には浅草で七兵衛という飴売りが、紅白に色付けられた棒状の飴を縁起物として売ったことから始まったという説や、大阪の商人である平野甚左衛門が浅草で、千歳飴を食べると長生きすることができるという売り文句で売り歩いたという説があります。

そして次第に、七五三に千歳飴を食べるという習慣が日本全国に広まることになるのです。

 

七五三の千歳飴が定着した理由は?

子供の成長を喜ぶ七五三に、長寿祈願として縁起物の千歳飴が定着した裏には、親たちの切実な想いが隠されています。

というのも、昔は今のように子供の寿命が長くありませんでした。七歳までは神のうちとされるように、子供の生存率が非常に低かったのです。

親は我が子に健康で長生きしてほしいと強く願っていたので、食べると長生きできると言われた縁起物の千歳飴を七五三という祝いの日に子供に食べさせたのでしょう。

 

七五三の千歳飴の袋の意味は?

七五三の千歳飴は、紅白の飴だけではなく袋にも縁起物が描かれています。今は子供が喜ぶキャラクターものもありますが、鶴亀、松竹梅、寿という文字が千歳飴の袋に描かれていることが多いでしょう。

そして、それぞれの絵柄には意味があります。

鶴亀は、鶴と千年亀は万年ということわざがあるように長寿祈願、松竹梅は冬の厳しい寒さにも負けずに生きる松竹の生命力の強さから長寿や子孫繁栄、寒さに耐え美しく咲く梅の気高さ、花を咲かせることで春を運ぶとされることで繁栄を意味するのです。
寿は、喜びやめでたいことを祝うという意味があります。

どれも、縁起物の象徴とされるものばかりですね。大人はじっくり見ることがありませんが、子供の七五三の時には千歳飴の袋にも注目してみてはいかがでしょうか。

 

七五三の千歳飴を折ると縁起がよくない?

七五三の千歳飴には、サイズが決められているのをご存知でしょうか。千歳飴のサイズは、直径約1.5cm、長さ1m以内とされているのです。子供にとって1mの飴は、かなりの長さに感じるものですよね。

もちろんそのまま食べても構いませんが、小さい子供に長い飴を持たせて食べさせるのは危険性が高くなります。

とはいえ、縁起物の千歳飴を折ることは縁起が悪い気がして躊躇われる人も多いのではないでしょうか。結論からお話をすると、千歳飴を食べやすいサイズに折ることは問題ありません。

むしろ縁起物の千歳飴を親や兄弟を分け合うことは、福を分けることを意味するとも言われているのです。昔は甘いものが貴重だとされていたので、千歳飴は子供だけではなく大人にとっても嬉しいものでした。

千歳飴はお祝いの日に相応しいものなのです。是非、みんなで子供の成長を祝い、幸せを分かち合いながら千歳飴を食べてみませんか。

 

七五三の千歳飴の食べ方

千歳飴は神社や写真館、祖父母から貰ったりと、思いのほか数が増えてしまい、食べきれずに余ってしまうことが少なくありません。

それなら、千歳飴をお菓子作りに使用することをおすすめします。例えば、生キャラメルや大学芋、プリンなど千歳飴を使ったリメイクレシピは豊富です。

お菓子だけではなく、照り焼きに使う砂糖の代わりにして、おかずレシピにしてもいいかもしれません。色が付いていたり、味がついている千歳飴でも問題なく使えるようです。

お菓子作りやおかずに使うことで、余りがちな千歳飴も上手に美味しく使い切ることができます。これであれば、大人も子供も満足すること間違いなしですよ。

 

七五三の千歳飴には親の願いが込められている

江戸時代に、縁起物の千歳飴を長寿祈願として売り歩いたことが由来の千歳飴には、大切な子供に長生きをしてほしいという切実な親の願いが込められています。

紅白に彩られた千歳飴は縁起が良く、そして飴の形が長いことが長寿祈願の意味となるのです。千歳飴の袋にも、健康や長寿の象徴である鶴亀や松竹梅などが描かれています。

つまり、七五三の千歳飴は大切な子供への愛情が溢れたものとも言えるでしょう。いつの時代も、親が子に持つ想いは変わらないのです。

子供の七五三には、わが子の成長を喜び、これからの健康を祈りながら一緒に千歳飴を食べてお祝いするといいのではないでしょうか。

 

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