最終更新日 2019-03-29 by smarby編集部
おもちゃは子供が扱うものなので、壊れてしまうのはよくあること。お気に入りのものや思い入れの強いおもちゃが壊れてしまうと、ショックは大きいですよね。
そんな大切なおもちゃが壊れてしまったら、おもちゃ修理専門のサービスを利用しましょう。全国展開の『トイザらス』での修理や、”おもちゃの病院”にかかって、おもちゃを直すことができるかもしれません。
今回は、おもちゃ修理の依頼先や、依頼の方法についてご紹介します。
Contents
壊れてしまった大切なおもちゃを修理する方法
破れてしまった絵本、汚れが落ちないぬいぐるみ、足が折れてしまった人形、動かなくなった車…など、パパやママにはお手上げのおもちゃが眠っていませんか。
おもちゃの修理は、おもちゃ専門の修理屋さんにお願いするのがベスト。
全国展開の大手おもちゃショップ『Toys”R”us(トイザらス)』には、おもちゃの修理屋さんが常設していたり、スケジュールに沿って出張に来ていることがあります。
他には、『日本おもちゃ病院協会』に登録しているおもちゃの病院が、日本中にあります。お近くのいずれかのサービスにお願いしましょう。
おもちゃの大型ショップならではの『トイザらス』で依頼する
View this post on Instagram
アメリカ発祥の玩具量販店。日本各地にあり、知らない人はいないほど周知のお店ですね。そんな大型ショップはおもちゃを販売するだけでなく、アフターフォローの一つとして壊れたおもちゃのこともちゃんと考えてくれていますよ。
おもちゃの修理屋さんが出張でやって来る!
View this post on Instagram
毎月、所定の店舗に修理屋さんが出張に来てくれます。予約は不要ですが、先着20名のみの対応となっています。
壊れたおもちゃの持ち込みは1人1点のみなので、いくつもある場合は吟味して選びましょう。
基本的に10時〜16時まで開催しているようですが、受付は10時から12時のみ。修理して欲しいおもちゃがあるなら、できるだけ早くお店に行くようにしましょう。
出張にやって来る地域や日時などの詳細スケジュールは、トイザらス公式サイトのイベント情報ページで公開されるので、チェックしてくださいね。
修理屋が常設しているトイザらスも
出張を待たずとも、修理屋さんが常設しているトイザらスが日本全国22店舗あります。
東京では多摩店と府中店。残念ながら大阪にはありませんが、関西では京都駅前店、奈良店にあります。北海道や福岡県にもありますよ。
修理屋さんである”おもちゃの病院”がトイザらスに入っているかどうかは、下記サイトで確認することができます。
トイザらスのおもちゃには、『保険』が掛けられる!
トイザらスもしくはベビーザらスで購入したおもちゃには、保険を掛けることができます。その方法は、『トイ・ワイド友の会』の会員になるだけ。
購入のおもちゃ1つ対して保険をかけることになるので、会員になったからといって購入した全てのおもちゃに保険を掛けられるわけではありません。また、おもちゃをだれかに譲渡した場合、会員資格までは譲渡できないので保険の適用はできません。
購入したおもちゃが故障した場合に、もし近くに修理できる場所がないときには、直接メーカーに連絡をして修理をお願いします。修理が有償だった場合、その金額を友の会に請求することができます。
保険を掛けられないおもちゃや、故障状態によっては請求できないものもあるので、あらかじめご確認ください。
原則無料!『日本おもちゃ病院協会』登録病院に依頼する
原則無料で壊れたおもちゃを修理してくれる、ボランティア団体です。おもちゃ病院というネーミングが可愛らしいですね。
おもちゃを直してくれる人をドクターと呼びます。おもちゃドクターが知識と経験を駆使し、大切なおもちゃを直してくれますよ。日本全国にあるので、ぜひ利用してみてください。
では、この『おもちゃの病院』とはどんな団体なのか、詳しくご紹介します。
日本おもちゃ病院協会について
日本おもちゃ病院協会に登録されている病院は、市民センターや児童センターの場合もあれば、ドクターの自宅である場合もあります。
そのためおもちゃの修理を依頼する場合は、まず電話で開院スケジュールを問い合わせましょう。また、病院がドクターの自宅の場合は「おもちゃの修理の件で電話した」ということをはじめに伝える必要があります。
修理は原則無料で引き受けてもらえますが、必要なパーツなどがある場合は部品代が必要なことももちろんあります。また、必ずしも元どおりになるとは限りませんので、子供にはその旨も事前に理解してもらいましょう。
プロフェッショナル!おもちゃのドクター
誰でもおもちゃドクターになれるわけではありません。電池や素材の知識など、おもちゃに関する基本的な知識を学ぶ入門編とハンダ付け、回路テスターの使い方などを学ぶ実習編の講座を受講する必要があります。
その後、インターンとして近隣のおもちゃ病院で実践を積めば、新規にドクターとしておもちゃ病院を開くことができます。ボランティアのドクターなのに、受講料数万円を支払って、知識を身につけてくれた心優しい方々なんです。
現在、1500名以上のおもちゃドクターが登録されており、高校生からシニアまで幅広い年齢の方々が子供のため活動してくれていますよ。
しっかりとした講習を受けている修理のプロですから、おうちのひとが頑張るよりも綺麗に修復できるでしょう。
修理をお願いする際の注意点
修理を依頼する際には、始めに壊れた箇所についてできるだけ詳しく説明しましょう。正しい状態に直すための協力が必要です。
- おもちゃはいつから、どのようなときに動きがおかしくなったのか
- どのように動くのが正常なのか
- おもちゃの説明書やおもちゃの外箱を持参する
- 取れてしまったおもちゃの部品や破片があれば、一緒に持っていく
こうした協力があればこそ、正常に近い状態に直すことができます。
くわしくは、日本おもちゃ病院公式HPで確認してくださいね。
おもちゃを修理して、モノを大事に長く使う大切さを学ばせよう!
壊れたり破れたりしたからといって、すぐに新しいものを買い与えたりするのは、教育上好ましくありません。一つのモノを大切に・長く使うことの必要性を教えることによって、将来の人間性につながりますよね。思い入れのあるモノを持つということは、想い出を大切にするということです。
もしドクターにかかって直らなかったとしても、「形あるモノはいつか壊れる」ということを学ぶことができます。『直すための努力をした』ということが大切です。
大切なおもちゃが壊れてしまったら、ぜひ最寄りのおもちゃドクターに診察してもらいましょう。
▼smarby取り扱いのおもちゃはこちら▼
▼smarbyよみものからのオススメ関連記事はこちら▼
子供のおもちゃの洗い方!素材別【ぬいぐるみ・布・プラスチック】