トレーディングカードゲームは、小学生男子に大人気!その魅力はなんといっても、対戦相手と向き合って会話しながらプレイできること。
面と向かって戦うカードゲームでは、自分が強いカードを持っているようにハッタリをかましたり、相手の出した強いカードに驚いたり、会話がはずんだりと、ネットゲームにはない面白さがあります。コミュニケーションツールとしても優れているんですね。
カードゲームは、プレイ時に足し算・引き算・かけ算が必要なため、9歳から10歳以上を対象年齢としたカードが多いでしょう。
今回は、小学生に人気のあるトレーディングカードゲームをご紹介!おおまかな内容・ルール・長所と短所についてもまとめましたよ◎
- 今、小学生に人気のカードゲーム6選!定番の”遊戯王”から新顔”バディファイト”も
- 1.パパもデュエリストだったかも!?大人気の《遊戯王》
- 遊戯王のルールはとっつきやすいぞ!
- 遊戯王のココがすごい!~ノーコスト召喚と競技人口~
- 遊戯王は大会レベルになるとルールが複雑に…!
- 2.キラカードが派手でかっこいいぞ!《デュエルマスターズ》
- 相手のシールドを”ブレイク”してダイレクトアタックせよ!
- デュエマのココがすごい!~簡単なルールと派手なカード~
- デュエマの中古レアカードはどうしても高くなってしまう
- 3.夢のポケモンバトルをカードで楽しもう!《ポケモンカードゲーム》
- ポケモンカードゲームは、勝利条件が目で見てわかる!
- ポケモンカードゲームのココがすごい!~かんたんルールで6歳でも遊べる~
- ポケモンカードゲームは、古いカードが使えない
- 4.かけたお金=強さじゃない!一発逆転《ヴァンガード》
- ヴァンガードはルールが直感的でわかりやすい!
- ヴァンガードのココがすごい!~スターターデッキでも強い人と渡り合える~
- ヴァンガードは”運ゲ―”と言われているけど…
- 5.小学生がメインターゲット!スピード感ある《バディファイト》
- ファイトするのは自分自身!アツくなれるバディファイト
- バディファイトのココがすごい!~休み時間でプレイできる~
- 小学生に贔屓しすぎているかも…
- 6.コアの使い方がカギ!戦略が幅広い《バトルスピリッツ》
- バトスピの戦い方は、コアの使い方が大事!
- バトスピのココがすごい!~コラボブースターが嬉しい~
- コアシステムは面白いけど、別売りがツライ
- 小学生に人気の”カードゲーム”で、《勝負の世界の楽しさ》を知ろう!
今、小学生に人気のカードゲーム6選!定番の”遊戯王”から新顔”バディファイト”も
トレーディングカードゲームは、「遊戯王」や「デュエマ」などといったモンスターのイラストがかっこいいものや、「ヴァイスシュヴァルツ」のようにアニメキャラのイラストが可愛いもの、「マジック:ザ・ギャザリング」のように幻想的で美しいイラストのものなど、見た目だけでも種類が豊富で迷ってしまいますね。
ここでは小学生に人気の、モンスターのイラストに特化したカードゲームを6つ紹介します。
1.パパもデュエリストだったかも!?大人気の《遊戯王》
言わずと知れた遊戯王は、20年の歴史を持ち、有名でプレイ人口も多い、代表的なトレーディングカードゲームです。大会も参加人数が多く、学校外の友達を作りやすいのも楽しさの秘密。
遊戯王のルールはとっつきやすいぞ!
対象年齢は9歳以上です。遊戯王のバトルは、お互いが8000のライフポイントを持ち、相手のライフポイントを0にした方が勝ち。ルールは直感的で理解しやすく、小学生でも抵抗なく受け入れることができます。
初めはとっつきやすいのですが、慣れてくると高度なルールを把握して複雑な効果を持つカードを使いこなせるようにもなる、奥が深いカードゲームなんですよ。
遊戯王公式サイトで、詳しいルールをチェックしてください♪
遊戯王のココがすごい!~ノーコスト召喚と競技人口~
遊戯王は、「カードの使用にコストがかかる」という前提が無いことが特徴です。デュエマではマナ、ポケモンカードではエネルギーと、カードを使用するために何らかのコストが必要なカードゲームが多い中、遊戯王のルールは珍しいといえます。
遊戯王の一番の強みは、やはり競技人口です。学校の友達とカードで遊ぶのはもちろん、大会やカードショップで新しい友達ができます。年齢層も幅広いため、大人とデュエルする機会も。子供の世界が学校の外に広がることも、長所のひとつです。
遊戯王は大会レベルになるとルールが複雑に…!
おおまかなルールはすぐに理解することができますが、のめり込んでいくと大人でも公式に問い合わせなければならないような難解なルールに直面します。カードの説明文の解釈が人によって異なる場合があり、遊戯王のルールを完全に把握するのは難しいようです。
それでもハマってしまうほど面白いのは、競技人口の多さやレアカードの取引価格などを見れば一目瞭然ですね♪
2.キラカードが派手でかっこいいぞ!《デュエルマスターズ》
「デュエマ」の愛称で親しまれているデュエルマスターズは、コロコロコミックで漫画が連載されているため、小学生にとっては馴染み深いカードゲームです。
世界中で絶大な人気を誇る「マジックザギャザリング」とルールが似ているので、「小学生向けマジックザギャザリング」といったところとはいえ、「デュエマ」は大人もじゅうぶんに楽しめます!
遊戯王と並ぶくらい人気で、売上高も遊戯王を追い越したり、追い抜かれたりとライバル関係にあります。
相手のシールドを”ブレイク”してダイレクトアタックせよ!
デュエマの対象年齢は10歳以上です。
「召喚」や「呪文」など、戦闘方法はいろいろありますが、勝利条件はシンプル。《相手のシールドをブレイクして直接攻撃をする!》もしくは、《相手の山札をゼロにする!》のどちらかで相手に勝利できます。
強いカードを使うためには「マナ」というコストがかかるので、上手にマナチャージをしなければなりません。
デュエマ公式サイトでルールをチェック!
デュエマのココがすごい!~簡単なルールと派手なカード~
デュエマはカードの効果がわかりやすく、ルールを覚えやすいことが長所です。クリーチャーの名前も難しすぎないため、はじめてのトレーディングカードゲームでもとっつきやすいといえます。
カードの絵柄も小学生好みのキラッキラで、派手なイラストになってますよ!
デュエマの中古レアカードはどうしても高くなってしまう
デュエマは、再販されないカードを公式が発表するため、高価な値段がつくカードが新弾発表のたびに出ます。中古のレアカードに子供が興味を持った場合、そのカードに4ケタの値がついている可能性があることが短所です。
デュアルマスターズ NEWヒーローデッキ(スターターキット) 楽天通販ページ
3.夢のポケモンバトルをカードで楽しもう!《ポケモンカードゲーム》
ポケモンカードゲームでは、バトル場に出す一匹のポケモンが戦い、ほかのポケモンはベンチにいます。実際に戦うポケモンは一対一なので、ほかのカードゲ―ムのように「全員が一度ずつ攻撃」などがなくわかりやすいのが特徴。
ポケモンはアニメもゲームも小学生にとって身近なため、カードの種類もルールもすぐに覚えることができるでしょう。
ポケモンカードゲームは、勝利条件が目で見てわかる!
ポケモンカードゲームの勝利条件は、自分の「サイド」のカードを0枚にした時です。
ポケモンカードゲームでは、デッキから最初に6枚のカードを「サイド」とよばれる場に出し、相手のポケモンを倒すごとに自分のサイドからカードを取っていくシステム。特に強い”GXポケモン”を倒したら、2枚取ることができます。
そうしてサイドのカードが全てなくなると勝ちです。詳しいルールはポケモンカード公式サイトで!
ポケモンカードゲームのココがすごい!~かんたんルールで6歳でも遊べる~
ポケモンカードゲームの対象年齢は6歳からと、他のカードゲームに比べて対象年齢が低く設定されています。なぜなら、ポケモンカードゲームには「かんたんルール」も制定されているからです。
例えば、かけ算を習う前でもできるように足し算・引き算のみでダメージを計算するルールや、特殊な効果を持つカードを使わない、などというルールがあります。カードに書かれている説明文を理解するのが難しい低学年の子供でも、カードゲームを楽しめますね♪
ポケモンカードゲームは、ほかのカードゲームに比べて親子で楽しんでいるプレイヤーが多いことも特徴の一つ。そのため、大会の雰囲気がよりなごやかであるといえます。
ポケモン自体に愛着のあるプレイヤーも多く、お気に入りのポケモンでデッキを組むこともでき、親しみやすいカードゲームです。
ポケモンカードゲームは、古いカードが使えない
ポケモンカードゲームの大会では、古いカードが使えないルールです。とはいえ、友達同士で遊ぶのであれば関係ないため、大会に出るまでは気にしなくて良いでしょう。
他に短所といえば、ポケモンカードを取り扱っている店舗が少ないことが挙げられます。
4.かけたお金=強さじゃない!一発逆転《ヴァンガード》
ヴァンガードは地上波でアニメも放映しており、DAIGOが出演するCMも有名な、人気のあるカードゲームです。
自分の分身を強化し、味方と協力しながら戦うゲームで、ほかのカードゲームと比べて「なりきり度」が高いゲームです。
ヴァンガードはルールが直感的でわかりやすい!
ヴァンガードの対象年齢は10歳からです。
勝利条件は、相手のダメージゾーンのカードが6枚になった時。相手に攻撃を与えると、相手のダメージゾーンにカードを置かせることができます。ガードする際はカードに書かれた「シールド」の数値を見ればよく、シンプルでわかりやすいルールです。
詳しくは、ヴァンガード公式サイトを参照してみてくださいね♪
ヴァンガードのココがすごい!~スターターデッキでも強い人と渡り合える~
ヴァンガードは、一発逆転を狙える仕組みがあります。1ターンで倒されるようなことも無いため、うまくやればスターターデッキだけでも大会で優勝を狙える可能性があるゲームです。
カードの性能にゲームを左右されないということは、レアカードにお小遣いを全額使ったりしにくいということ。親の目線からすると、強いカードのためにお金を使わなくて済むのは嬉しいですね。
ヴァンガードは”運ゲ―”と言われているけど…
ヴァンガードでの一発逆転とは、山札から引いたカードがトリガーユニットだった場合に爆発的な攻撃力で追撃できたり、自分のダメージを回復できたりすることです。
ゲーム終盤の土壇場で、「トリガーユニットが出るか?」「4種類あるトリガーのうち、有利な効果のものが出るか?」と、勝敗を運に任せることになるため、「運ゲ―」という声があるのも事実。
しかし、上級者になるとトリガーすら戦略に組み込むので、運は関係なくなります!!
5.小学生がメインターゲット!スピード感ある《バディファイト》
バディファイトは、ヴァンガードを販売しているブシロードが「小学生のカードゲームユーザーをもう一度開拓すること」を最大の目的として作り上げた、比較的新しいトレーディングカードゲームです。
2018年5月まで、コロコロで漫画も連載されていましたよ。
ファイトするのは自分自身!アツくなれるバディファイト
バディファイトは、自分が武器を取り、仲間のモンスターとともに戦うゲームで、ヴァンガードと同じようにファイターになりきれる楽しいカードゲームです。
ゲーム開始時にお互い10のライフポイントを持ち、0にした方が勝ちというルールで、計算も簡単!詳しくは、バディファイトの公式サイトをチェックしてみてください。
対象年齢は10歳以上。小学生をターゲットにしているだけあって、説明文もほかのカードゲームと比べて短めですよ。
バディファイトのココがすごい!~休み時間でプレイできる~
バディファイトのルールは単純でわかりやすく、ゲームはスピード感があります。初手に攻撃ができるのはバディファイトの大きな特徴です。
10分以内に1プレイが終わるので、飽きずに遊べますよ。
小学生に贔屓しすぎているかも…
バディファイトのカードの中には、「さらに!君が!小学生なら!君のデッキから【大魔法 ラグナロク】1枚までを手札に加える。」と書かれた強力なカードがあります。強くて盛り上がるのですが、今小6の子供は、来年このカードで大魔法ラグナロクを手札に加えることができなくなります。
小学生だけにサービスしすぎている点がバディファイトの短所とも言えるかも?
6.コアの使い方がカギ!戦略が幅広い《バトルスピリッツ》
バトルスピリッツ、略して「バトスピ」は、コアとソウルコアというアイテムを使いながらバトルするカードゲームです。
カードのイラストが綺麗でかっこよく、小学生にもルールがわかりやすいので人気があります。
バトスピの戦い方は、コアの使い方が大事!
バトスピの対象年齢は9歳以上。バトスピも強いカードを使うためにコストを払うスタイルのゲームですが、コストはコアおよびソウルコアという目に見えるアイテムで払います。
場に出したカードを強化するのにもコアを使うのですが、コアは限られた数しか使えません。いかにコアを使いながら戦うか、さらに、ゲーム中1度しか使えないマジックカードをいつ使うか。戦略が重要な奥深いカードゲームです。
もっと詳しいルールは、バトスピ公式サイトへ。
バトスピのココがすごい!~コラボブースターが嬉しい~
バトスピには、仮面ライダーやデジモンとのコラボカードがあるため、好きな作品のカードを使ってバトルすることができることも魅力です。
さらに、2018年12月上旬には、ウルトラマンとコラボしたスターターパックも発売予定ですよ!
コアシステムは面白いけど、別売りがツライ
バトスピの特色であるコアは、裏を返せば短所にもなります。コアはビギニングセットには入っていますが、基本的にカードと別売りのため少し出費が必要です。
さらに、コアがあるぶん戦略の幅が広く、上級者と初心者の力の差が大きくついてしまいます。
小学生に人気の”カードゲーム”で、《勝負の世界の楽しさ》を知ろう!
数多くあるトレーディングカードゲームの中から、子供にぴったりのものを選ぶのに一番大事なのは、《周りにカードゲームをやっている友達がいること》。
一人では遊べませんし、ルールも友達とプレイして教えてもらうほうが、格段に理解が早いものです。知らない人とも遊べますが、やはり気心の知れた友人同士でプレイする方が楽しいですよね。
カードゲームによって遊び方がまったく違うので、周りの友達に人気のカードゲームである程度慣れてから、より好みのものを見つけていくのもおすすめ。家の近くに大会を開催しているショップがあるとなお楽しいですね♪
「負けず嫌い」は子供の成長にとってプラスになります。「諦めない」ということは、何事においても大事ですよね!カードゲームを通して、勝負の楽しさを覚えて貰いましょう。そして自分の世界を広げ、仲間をたくさん作れる子になりますように!
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