【例文あり】卒園式の謝辞|感動を呼ぶスピーチの書き方

【例文あり】卒園式の謝辞|感動を呼ぶスピーチの書き方

最終更新日 2019-05-09 by smarby編集部

幼稚園や保育園から「保護者を代表して卒園式で謝辞をお願いします」と頼まれ、引き受けたもののどうしていいか困っているママ!

多くの方々の前でマイクを持って話すことは、慣れていないと緊張してしまうものです。落ち着いて話ができるよう、しっかりと準備しておくことが大切ですね。

フォーマルな場なので、一般的に行われているスピーチの流れをしっかり抑えておきましょう。

この記事では、卒園・卒業式で使えるスピーチの例文も参考にしながら、謝辞の基本についてみていきましょう。保護者の皆さまや先生方に感動していただける原稿作りの参考にしてみてくださいね!

 

謝辞のキホンを抑えよう!《スピーチの構成》について

ハンドマイクを持った手

まずは、基本的な構成を抑えておくことが必要です。一般的なスピーチの構成をしっかりと抑えておけば、恥をかくことはありません!

卒園式はフォーマルな場なので、個性を出し過ぎず、またカジュアルになり過ぎないように注意しましょう。

 

まずは、季節にまつわるひとことを

卒園式のほとんどは3月に行われます。3月は春なので、春の訪れを感じられる一言を添えましょう。

例えば、「やわらかな春の日差しが感じられる」「桜の花の季節となりました。」など短く、簡単な言葉で充分です。

当日の天気に影響されないような言葉を選びましょう。

 

 

自分について一言触れる!

まずは「自分が何者か」を述べるのが礼儀というもの。

卒園児の保護者なのか、在園児の保護者なのか、保護者会会長なのか…。幼稚園・保育園における自分の立場を述べましょう。

「僭越ながら」で始めると述べやすいですよ。

 

 

思い出を述べる!

子供が経験したこと、自分が幼稚園・保育園で感じたことなど、子供の成長につながったいい思い出を語りましょう。

ただし、あまり個人的な思い出ではなく、園全体で共感できる出来事や親ならだれもが感じたであろうことを述べたほうが、感動を得られやすいでしょう。

 

 

職員・先生、おともだちや保護者の方々への感謝の気持ちを述べる!

謝辞なので、一番伝えたいのは職員や先生に対する感謝の気持ちです。

「最後になりますが〜」でつないで感謝の気持ちを述べつつ、園の発展を祈願する言葉を伝えましょう。

また、一緒に遊んでくれたお友達や保護者の方々に対しても感謝の気持ちを伝えると、印象がいいですよ。

 

例文を元に謝辞を作成しましょう!

原稿を読む女性

謝辞はパソコン印刷ではなく、きちんと式辞用紙に縦書きで筆を用いて記します。最後に園に捧げるのが礼儀です。

園で保管されるので、過去の謝辞を参考に見せてもらうことも可能です。ということは、あなたの謝辞が次の年に見られる可能性も!

例文をそのまま読んでしまうのはあまりにも味気がないので、あくまでも参考に利用してくださいね。

3分以内の言葉となるよう、800~1000字程度でまとめましょう。

 

まずは、園での思い出を箇条書きに書き出そう!

入園式、運動会、遠足、お泊り会、バザー、七夕、プール開き、クリスマス会、お遊戯会、もちつき大会、豆まき…。たくさんの行事がありましたよね。

年少時から年長時までの2年〜3年間の行事をリストアップし、その中から思い出深く残っているものに「〇」をつけ、特に具体的なエピソードがある行事を2つ程度選んで「◎」を付けましょう。

「〇」の行事は謝辞で挙げる程度に留め、「◎」の行事は少しエピソードを添えるとgood。1つの季節に集中せず、バランス良く選ぶことがポイントです♪

 

 

謝辞の例文

以上のことを踏まえ、簡単な例文を作成しました。

目線が用紙に留まってしまうと、声がだんだん小さくなり、聞きづらくなってしまいます。感動を得るにはスピーチの仕方(姿勢)も重要です。

話す時の目線などを(カッコ)で記しているので、余裕があれば参考にしてみてくださいね。

また、例文の中の思い出を語る部分は、あらかじめ書き出した出来事を自分の言葉で述べるようにしましょう。

例文

「やわらかな春の日差しを感じられる心華やぐ頃となりました。本日はこのような盛大な卒園式を執り行ってくださり、誠にありがとうございます。(一礼)

僭越ながら、卒園式を迎えた園児たちの保護者を代表し、一言お礼とお祝いの言葉を述べさせていただきます。

思い返すこと3年前の入園式。少し大きな制服に袖を通した我が子は、目に涙を溜めながら、私の手をなかなか離そうとしませんでした。そんな小さく頼りなげな子供でしたが、優しい先生方やお友達に囲まれ、すぐに新しい環境に慣れて毎日楽しく通園を始めることができました。(笑顔)

春の遠足、夏の七夕まつり、秋の運動会、冬の豆まきなど、季節を感じ、日本の文化を大切にする行事が多くあり、子供たちはその都度、新たな経験をすることで多くのことを学んでいきました。

お風呂で顔をつけるのを嫌がっていた子供が、幼稚園でプールが始まることを知ると、自ら進んで顔をつける練習をし始めた時には子供の成長を感じたものです。

またバザーでは、子供たちが店員として協力し合いながら物を扱う姿を見て、協調性を目にすることができました。初めてのお泊り会では、「夜中に泣いてしまうのではないか」という親の心配をよそに、子供は満面の笑顔で帰宅し、子供の成長に驚いたものです。

この3年間はとても密度が濃い歳月で、子供だけでなくわたくし自身も親として成長することができたと思っております。

子供のしつけに悩んでいた時、先生が掛けてくれた「人と比べるのではなく、子供自身の成長を見てあげてください。」という助言にどれほど助けられたことでしょう。(先生方を見ながら)先生方の存在が子供だけでなく、親にとっても頼もしくありました。(保護者席に目を向ける)

この3年間で、一人一人の子供たちは目覚ましい成長を遂げました。(子供たちを見て)今日は本当におめでとう!

これから、子供たちはさらに成長し楽しいことだけでなく、時には辛く厳しい壁にもぶち当たるでしょう。そんな時でも、ここで学んだ集団生活の大切さや社会のきまりなどの経験や教えを胸に、強くたくましく乗り越えていけることと信じております。

いつも笑顔で優しく、時には厳しく忍耐を持って諭してくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。(先生方を見る)

最後になりますが、○○園の実り多い今後と、○○園長をはじめ諸先生方、職員の方々、また御来賓の方々、そして、お子様方の健康とご多幸を心からお祈りいたしまして、御礼の言葉とさせて頂きます。

○○年〇月〇日 ○○園保護者代表 ○○○○(一礼)」1029字

 

アットホームな卒園式なら、卒園児の個人名を出すのもアリ◎

卒業式の子どもたち

少人数のアットホームな卒園式なら、もう少しフランクな語り口でもいいかもしれませんね。

思い出を語る時に、一緒に卒園するお友達の名前を出して語ると、聞いているママは目頭が熱くなることでしょう。子供も自分の名前を呼ばれて嬉しくなり、しっかり聞いてくれるかも。

ただし数人だけのお友達について語るのではなく、個人名を出す際には、一言ずつでいいので全員の名前を出せるような思い出をいくつか述べるようにしてください。その際は職員や先生方との思い出も忘れないように!

子供達には友情を育んでくれたことに感謝し、ママ友には共に悩みなどを語り合えたことに感謝し、そして、職員・先生方には安心して子供を任せることができたことに感謝しましょう。

 

卒園式で謝辞を述べる心構え

卒園式に参加の幼児

緊張すると小さな声で早口になってしまいがちなので、大きな声で明るく、たまには笑顔を見せつつということを意識しておきましょう。

また、語り掛ける相手を見たり、御礼を言う際にはお辞儀をしたりすることも忘れずに。一気に話すと緊張が高まってしまうので、目線を変えることで落ち着くことができますよ。

まずは深呼吸をして、卒園式という記念すべき晴れの舞台を飾りましょう。

 

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