子供と一緒に旅を作る!家族旅行で旅育はじめよう

子供と一緒に旅を作る!家族旅行で旅育はじめよう

旅は楽しい!でも楽しいだけで終わらせちゃもったいない。
旅を通じて子供の成長を応援する「旅育(たびいく)」始めてみませんか?
家族旅行をより実りあるものへ。

Contents

旅育(たびいく)って何?

旅に出て未知なる体験をすることで、自分の興味や世界が広がったと感じたことのある人は多いのではないでしょうか?
簡単に言ってしまえば、旅育とは旅を通じて、人間力を育てる(人の成長へとつなげていく)ことを指します。

ちなみに、東洋大学の森下晶美教授が定義する「旅育」とは以下のとおりです。

旅育とは、旅は人間性の成長を促すとする考え方で、旅によって得られる知識や興味・価値観の広がり、共感力を人の成長に役立てようとするもの。※引用元:“ 旅育 ” の現状と定義を考える

そして効果的な旅育のためには、3つの要素が必要であるとも述べています。

①旅の体験(異文化・非日常体験、旅先での交流など)
②人との時間共有(家族・友人との共通体験、想い出づくり、日常と比較した共有時間の長さなど)
③旅を素材とした教育(職業教育、郷土教育、地理・歴史教育、国
際化教育など)※“ 旅育 ” の現状と定義を考える

①と②については、旅に出かければ自ずとクリアできることも多いでしょう。ただし、③の「旅を素材とした教育」はどうでしょう? 普段の家族旅行でこれが意識できているご家庭はそう多くないのではないでしょうか?

「旅育」について考えるときに鍵となるのは、この「旅を素材とした教育」の部分です。この要素を盛り込むことで、普通の家族旅行がより実りある旅へと変化します。

 

旅を素材とした教育とは?

博物館でメモをとる少女

そもそも「旅を素材とした教育」とは具体的にどういうことを指すのでしょうか?
一番わかりやすいのは学生時代の修学旅行です。自由行動の際の行程を自分たちで考えたり、役割分担したり、歴史的建造物について事前に調べた上で見学したり。ちょっとお勉強的要素が強いですが、あれぞ旅を素材にした教育の一つと考えられるのではないでしょうか。

修学旅行とはまた別に、筆者が考える旅を素材とした教育の一例を挙げてみます。例えば筆者が園児の息子と「ハワイ」に家族旅行へ行くとした場合です。

  • ハワイがどこにあるのか世界地図で確認する。
  • 息子は国旗に興味があるので、デザインや由来を調べる。
  • 飛行機が好きなので、ハワイに行く航空会社は何があるか?機体の違いやサービスの違いなども調べる。
  • お絵かきも好きなので当日空港で飛行機のスケッチ、知らない航空会社の飛行機があれば飛行機BOOKで調べる。
  • 英語やハワイ語の簡単なあいさつを教える。実際に使ってみる。
  • ハワイの信号や標識はどんなものがあるか現地で確認する、日本との違いやなぜ違うのかを考える。
  • キラウエア火山の温かい溶岩台地を歩くことで、地球の活動を肌で感じる。

(他にもいろいろ考えられることはありますが、きりがないのでこのくらいで。)

子供がもとから興味を持っている分野(飛行機や国旗、地図)で、新しい知識や気づきを与えられそうなことを盛り込んでみます。好きなことを伸ばしてあげたいという気持ちが根底にありますし、楽しくないことはしないのが子供だからです笑

旅に出かけなくても調べたり出来ることはありますが、旅先で自分の5感を使って体験したことは深く印象に残ります。「国旗」も本でただ眺めるのと、実際に現地で飾られているのを目にするのとでは、記憶の残り方が違うことでしょう。
火山の溶岩も口で「熱いんだよ」と教えるよりも、自分の足の裏や手で感じてもらったほうが理解度も関心の持ち方も全く違うはずです。

上記のようなことも(子供が自分で考えたり学ぶ力を育てること、感受性を磨くことなど)も、旅を素材とした教育のひとつと言えるのではないでしょうか。

 

「子供と一緒に旅を計画する」ことも旅育

地図を見ながら旅行計画中

「家族旅行で子供をひとまわり成長させてあげたい」と考えるなら、決められた旅行計画をただ与えるのではなく、子供にも積極的に関わってもらいましょう。
子供と一緒に旅を計画することも、立派な旅育につながります。

まず親が考えるべきこと

旅行計画を立てる親

子供と一緒に旅をプランニングすると言っても、旅の大まかな骨組みはパパ・ママが行う必要があります。
前述の「旅育に必要とされる3つの要素」を盛り込んだ旅にすべく、計画を立てましょう。

①旅の体験(異文化・非日常体験、旅先での交流など)
②人との時間共有(家族・友人との共通体験、想い出づくり、日常と比較した共有時間の長さなど)
③旅を素材とした教育(職業教育、郷土教育、地理・歴史教育、国
際化教育など)※引用元:“ 旅育 ” の現状と定義を考える

①旅の体験(異文化・非日常体験、旅先での交流など)
→異文化や非日常体験ができる旅行先とはどこなのか?どんな体験をさせたいか?

②人との時間共有(家族・友人との共通体験、想い出づくり、日常と比較した共有時間の長さなど)
→家族と共通体験ができるアクティビティ(遊びや見学先)は何があるか?

③旅を素材とした教育(職業教育、郷土教育、地理・歴史教育、国
際化教育など)
→行き先、子供の興味対象・年齢を踏まえ、どんな教育ができそうか?

まずはこのあたりを親だけでざっくり考えておきましょう。子供の意見も取り入れたいので、詳細を詰める必要はありません。
予算や泊数なども考慮して、旅先や子供が出来そう(子供の興味をひいたり興味を持ってくれそう)なアクティビティの候補をいくつか決めておけば十分です。

「③旅を素材とした教育」に関しては、行き先決定後でも十分考えられるので、後回しにしてもOKです。

行き先は国内・海外どちらがいい?

ちなみに行き先は国内でも海外でもどちらでも構いません。強いて言うならば、海外旅行のほうが異文化に触れたり非日常体験をするチャンスは多いことでしょう。目に入る全てのものが日本とは異なります。人、乗り物、食べ物、自然、建物、言語、お金……、興味の対象は無限に広がっています。

もちろん国内旅行でも非日常を味わうことは可能です。降雪の少ないエリアの子供に雪景色を体験してもらったり、キャンプなどで自然体験をするなど、普段と違った経験はいくらでも考えられます。
また、各地域によって特産品や名産品、食の文化、言葉が違う(方言)のは国内でも言えること。それをどう子供の興味・関心・教育へと紐付けていくかが、親の手腕の見せ所です。

 

子供にも考えてほしいこと・やれたらいいこと

地球儀を抱えて旅を妄想する子供

さあ、ここからは子供にも登場してもらいましょう。子供の意見も交えて、家族みんなが楽しめる素敵な計画を立てましょう。旅の計画を通して、共通の話題・家族の会話がぐっと増えるメリットもありますよ。
主に「②人(家族)との時間共有」「③旅を素材とした教育」にも該当する部分です。

子供が乗り気で参加してくれるそうなことを、まずは取り入れてみてください。子供の成長を願うあまり、押し付けにならないようご注意を。旅は楽しいことが一番!無理強いする必要はありません。

行き先や挑戦したいアクティビティを選んでもらう

事前に親が絞り込んでおいた「旅先」の候補を子供に提示して選んでもらいましょう。その際、旅先で体験できるアクティビティなども、検討材料として子供にプレゼンしましょう(ただし、旅本番で感動が薄れてしまうことがないよう情報は与えすぎない)。

その上で、どの旅先がいいか子供に積極的に発言してもらいましょう。自分の意見を主張する練習にもなるし、自分も意思決定に加わったという事実によって主体性を持って旅に臨めるようになります。

旅の目標を決める

旅の目標を決めておくと「頑張ろう」と前向きな気持ちで過ごせますし、やり遂げたときの達成感や満足感も得られます。パパやママも身近で子供の頑張りを見ることができ、子供を褒める機会がいつも以上に増えることでしょう。

目標は「ダイヤモンドヘッドを自分の足で登りきる」、「飛行機内で大きな声を出さない」など他愛もないことでOKです。子供の年齢や成長に見合った無理のないものを設定しましょう。子供と一緒に決めるのもおすすめですよ。

係を担当してもらう

家族で係活動を取り入れるのもいいかもしれませんね。〇〇ちゃんは保健係(絆創膏や手指消毒剤などを持つ)、〇〇くんは美化係(朝ベッドを整えたり、部屋をきれいに使う)、ママは会計係、パパは運転係など家族で役割分担して、お互いに誰かの役に立つ喜びを実感するのはいかがでしょうか?

他にも本係(ガイドブックや資料・地図を持つ)や時計係(時間を教える)、郵便係(現地で絵葉書や手紙を投函する)、写真・アルバム係(キッズカメラで撮影してもらう)など、いろんな旅ならではの係が考えられますよ。

旅のしおりを自作する

絵を描いたり、何かを制作するのが好きな子供なら、行き先や目的が決まったところで「旅のしおり」を作るのもおすすめです。旅の目標や参加者、係、持ち物、スケジュール、滞在先の地図などを盛り込んでおけば、旅のわくわく感も高まります。

表紙の絵だけを子供に描いてもらうなどでもいいし、しおりの構成から考えてもらうのも一案です。子供の発想力・想像力が発揮されるかもしれませんよ。家族の記念・思い出の品として残せ、振り返る喜びもあります。

準備(パッキング)を子供にもしてもらう

旅行で何をするか、旅先の気候等によっても、準備すべき持ち物は変わりますね。必要な情報は与えつつ、子供自身に旅行で必要なものは何かを考えてもらいましょう。実際の荷造り(パッキング)にもぜひチャレンジを。
自分で考える癖をつける、身の回りのことは自分でする、自立心を養ってもらうための良いトレーニングになります。

 

「子供と一緒に旅ならではの体験をする」これぞ旅育!

テント生活する子供

さあ、いざ旅行開始です! 計画時点で旅育要素を盛り込んだ目的地・体験を設定できていれば、あとは「旅育」のことはそこまで意識せずとも大丈夫。
「旅を親子で楽しむ」、「子供の自主性・主体性を尊重する」ことを大切にして楽しく過ごしましょう♪

旅先で出会った人たちと交流を持ったり、本やインターネットでは知り得ることができない「本物(自然・文化・芸術・歴史)」にもたくさん触れましょう。5感を使った体験は最高の学びとなることでしょう。

旅先では予期せぬトラブルが起きがちです。でも、それも旅の醍醐味。親だけで全てを解決しようとするのではなく、子供にも意見を聞いたり知恵をだしてもらったりしましょう。家族の絆も深まり、親が教えられることもきっとたくさんあるはずですよ。

 

旅育の締めくくりは「旅の振り返り」

旅のアルバムを作成する家族

無事に旅から帰ってきたら、簡単な旅の振り返りもしておきましょう。そんなだいそれたことではありません。旅行中に撮った写真を見たり、お土産を食べたりしながら、楽しかったことや反省・改善点、旅先で興味・関心を持ったことなどについて家族で楽しくおしゃべりしましょう。

また、子供とフォトブックや動画の編集をしてみるのもおすすめです。楽しかった記憶が鮮明に思い出され、子供が成長してからも家族の絆を改めて感じることが出来るでしょう。

 

旅育は難しくない!さぁ家族で旅行に出かけよう

旅先での家族写真

こうしてみると、旅育は決して難しいことではないですよね。親は、どんな場(体験)やきっかけを作ってあげれば子供の成長につながるかを、よく考えておくことが大切です。あとは子供の自主性を大切に、一緒に旅行を楽しみましょう。
ぜひ次の旅行の際は、お子さんと一緒に事前計画を立て、旅先でしか味わえない体験をたくさんしてきてください。

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